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TAMRON A16 AF17-50mm F2.8 XR DiII の修理

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タムロン A16 AF17-50mm F2.8 XR DiIIのデジタル一眼用レンズですが全域でf2.8の明るさでお値段お手頃
映りも結構良い感じ
カメラ付属の標準レンズからのステップアップに購入した僕にとってはとても素晴らしいレンズです

TAMRON A16 AF17-50mm F2.8 XR DiII

日頃標準レンズとして1年以上愛用してきましたが、最近フードを固定する部分がグラグラになってしまいました。
場所の説明が難しいですが、前玉 を押さえるプラスチックの部分と申しましょうか、PLフィルターなどをはめるネジなどが切ってある部分が問題のカ所です。

写真で写してみましたが微妙な違いです。

TAMRON A16 AF17-50mm F2.8 XR DiII → TAMRON A16 AF17-50mm F2.8 XR DiII

クリックすると拡大するのでそちらのほうがまだわかるかも・・・
左写真は、特に力を入れていない状態です。
右の写真は、下から上に力を入れている状態です。
右の写真で、レンズフードが上方に持ち上がっているのです。

これだけでしたら、それほどの問題ではないのですが・・・
実は大きな問題が有りました。

PLフィルターです。

PLフィルターは光の反射を押さえることで知られているフィルターです。
回転させることでその効果の大きさを変えられる のですが、このPLフィルターを使用しているときにこのフード部分が動くと効果の確認が困難になるのです
PLフィルターは光の屈折を利用しているので微妙な反射角の違いで映像に大きな違いが出てしまうのです。

従って、フィルターの固定部ごとガタガタ動くというのは言語道断

 

そんなわけで、早速修理してみることにします。
作業前に1点注意ですが、傷を防止するためにレンズ前玉に保護する布かなにかを準備してあらかじめかぶせておいた方が安全です。
大切なレンズに傷などを 付けないように注意して作業してくださいね

といっても正しい分解の仕方がわからないので、手探りで分解の方法を探ってきます。
今までのケースだとこの部分はカニ目レンチなどで開けたりすることが多かったりしますが、A16は違います
間違っても回さないでください。 

まずは上方からレンズを眺めています。

TAMRON A16 AF17-50mm F2.8 XR DiII

これで確認をしてみると間違いなく、この切り欠きの穴が切っ掛けになりそうです。

TAMRON A16 AF17-50mm F2.8 XR DiII

とりあえず、精密ドライバーでこじってみます。

TAMRON A16 AF17-50mm F2.8 XR DiII TAMRON A16 AF17-50mm F2.8 XR DiII

軽めにこじっているとうまい具合にカバー部分が持ち上がって来ました。
カニ目なら、左右対称の2つだけのハズなのですがこのレンズは3点に切り欠きがあったのでおかしいなとこじって見ましたがどうやら正解だったようです 。

同じ要領で、他の2点の切り欠きのツメを外します。
ツメはこんな感じで付いています。

TAMRON A16 AF17-50mm F2.8 XR DiII

精密ドライバーでこじるときは力を入れずに構造を考えながらツメを外すようにしてこじってみるといいとおもいます。
力を入れるとたぶんあっという間にこのプラスチックのカバーは壊れてしまうと思います。
またツメが折れるのも厄介ですので、慎重に進めてください。

TAMRON A16 AF17-50mm F2.8 XR DiII

無事カバー部分を取り外せました。

さて、それでは問題の中身です。

TAMRON A16 AF17-50mm F2.8 XR DiII

どうやらこのフード固定する部分はレンズ本体とはネジでしまっているだけのようです。
しかも・・・

TAMRON A16 AF17-50mm F2.8 XR DiII

こんなにもネジが揺るんでいました。
ネジのゆるみ防止用のボンド?とおぼしき物も付いていますが・・・役に立っていないようです
もしかしたら、最近の夏の 暑さでボンド自体が緩くなってしまっているのかもしれません。

ただコレが原因ならば修理自体は非常に簡単ですね。

TAMRON A16 AF17-50mm F2.8 XR DiII

ゆっくりと一本一本ネジをマシ締めしていきます。
締めるトルクがわからないので一本一本慎重に締めていきました。

各ネジ共にきっちりと閉まったと思います。
ゆるみ防止用のボンドは、とりあえずよくわからないのでこのままで様子を見ます。
またゆるむようだったら何か考えなきゃ駄目かもしれません。

TAMRON A16 AF17-50mm F2.8 XR DiII

カバーを閉める前にカバーの裏側のレンズ汚れを拭き取れるようにレンズをクリーニングしておきます。
その後カバーを元通りにかぶせればできあがりです

しかし、レンズ内に埃が入ったりの症状を耳にしますが、あんなにもグラグラだったにもかかわらず幸いレンズ内はクリーンな状態でした。
もしかしたら、レンズ前玉は別なところで固定されているのかもしれませんね。

これでまた写真ガンガン撮るよ


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  1. munen_mac さん   ホームページ
    2012年2月26日   PM 5:32 この記事に返信

    初めまして。
    この症状で悩んでいた所、今日こちらで修理可能と知り挑戦しました。
    この手の作業が苦手な自分でしたが、お陰様で直す事ができ助かりました。
    ありがとうございましたm(_ _)m

    • つばさ さん   ホームページ
      2012年2月27日   AM 8:22

      munen_macさん、初めまして。
      比較的はやりやすい作業ではありますが、やはりレンズのすぐ横にドライバーを突き立てるとか結構緊張しますよね。^^;
      無事修理が出来たとのことで、おめでとうございます^^/

  2. an APO さん  
    2012年2月17日   AM 1:32 この記事に返信

    更にご助言まで頂き、ありがとうございます。
    今のところネジを締めただけなので、意外と早く浮いてきてしまうかもしれませんね。
    次の機会にやってみたいと思います。
    予防のために、使わないときはフードをきつく逆付けしないようにしてますが、果たしていつまで持つのか、不安です・・・。

  3. an APO さん  
    2012年2月12日   PM 5:20 この記事に返信

    同じ症状が出て、仕方なく修理に出そうと検索していたところ、偶然、この記事を拝見して、無事に自力で直すことが出来ました。
    写真付きで非常に助かりました。
    ありがとうございました!(また一年後くらいに、同じ症状が出てくると思うと何ですが…。

    • つばさ さん   ホームページ
      2012年2月12日   PM 11:40

      an APOさん、初めまして^^
      記事ご覧頂いてありがとうございます^^/
      記事に補足ですがねじに軽く緩み防止剤をつけてネジを締めるとさらに効果的です。
      今のところまったくガタは来ていないです。
      とても良いレンズなので、重宝していきますので大切にしていきたいですね^^

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