スイフト SWIFT ZC72 のUSBコネクタを汎用対応に改造する
スイフトにカーナビを搭載したが、USBコネクタをどうしよう??
カーナビには背面にからUSBコネクタが出ています。
何とかして差し込みやすい位置にコネクタを出したいのですが、なかなか良い場所が見つかりません。
そうしたら意外と近い場所に答えがありました。
スズキ純正のスイフト用アクセサリがわんさかのっている素敵なカタログです。
そんな中に目的のものがありました!
これそのまんま使えるんじゃないだろうか・・・
一瞬そんな考えも浮かびましたが「専用ケーブルが必要です」の文字にがっくり
そんなに甘いもんだとは思っていませんが、このUSBコネクタの設置方法はかなりスマートですね
これからとても綺麗に付くと思うので、商品をオーダーいたしました。
到着した商品はこちら。
ちゃんとコネクタを隠す蓋もついてなかなかしっかりしているご様子。
さて、問題のコネクタです。
うん、やっぱり専用
そんなわけで、さすがにポン付けは出来ませんがピン数は4ピンなのでコネクタ形状だけ変更しているようです。
わざわざ変更しないほうがコストもかからないだろうに・・・とか言ってはいけないんでしょうね。
きっと大人の事情です・・・
とりあえず、中を見てみないと始まらないので開封から5分で分解
よく確認をしているとこの辺のツメが怪しそう・・・
ここをギューっと押すと・・・
はい、無事に殻割りが出来ました。
早速基盤を見てみましょう。
後ろのコネクタは表面実装パーツでUSBコネクタAタイプと接続されているようです。
案の定コネクタだけの変換になっています。
コネクタを付け替えるだけで普通に使えそうです
接続するコネクタはこちらを準備しました。
手持ちにあったのがこの秋月で売っている一般的なUSBコネクタBタイプ。
表面実装ではなくスルーホールに対してハンダ付けをしなければならないのでそれが少し悩みます。
とりあえず不必要なコネクタを外すことから始めます。
コネクタは、両サイドからがっちりと半田付けされているのでそこをはじめに攻略します。
こんな感じで外して、反対のハンダも外します。
無事コネクタが外れました。
完成の目標は形状を変えることなく出来るだけ純正と同様にコネクタのみを変換することです。
なので、この基盤にUSBコネクタBタイプを取り付けて配線を結線することにします。
USBコネクタBタイプにもコネクタ両側に基盤を抱き込むようにツメが出ているのでそれで基盤に固定します。
コネクタのツメの位置に合わせて穴開けの位置にマーキング。
マーキングしたしたものに穴を開けます。
半田付けをするために基盤の面を削って金属部分をむき出します。
あとは、ストレートになるようにコネクタを結線します。
結線の方法については、下記の記事をご参照ください。
結線が無事終わりました。
無事蓋が閉まるかを確認します。
多少キャップに干渉することころがあったので、キャップ側を軽く削って補修。
無事、コネクタが外に出ました。
これで純正のようなUSBコネクタが完成しました。
裏側は、通常のUSBタイプBコネクタなので、ダッシュボード裏に通常のUSBがでていればタイプBに変換させることでこのコネクタに接続できます。
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