去る、10月20日、21日は東北、北関東バギーオフ会が開催されました
今回の主催は、宮城県仙台市のIさん。
僕が茨城県で、長距離には自信がないとこぼしたところ開催場所を福島県いわき市へと設定していただいてしまいました
このことがきっかけで無事参加をさせて頂くことが出来ました。
1日目
9時00分 出発
特に何の不具合もなくガシガシとヴァル・ヴァロ号を進めます
出発から1時間ほどで福島入り
天気は気持ちの良い快晴に恵まれました
カッパとかも持っては来たのですが、今回は使用しなくて済みそう
勿来の海水浴場で上の写真を撮影しながら、コーヒーブレイク。
10時30分 勿来の海水浴場出発
この勿来を過ぎたときぐらいに、問題発生。
クラッチが切れなくなってしまったのだ
おかしいなぁと思ってそのままコンビニの駐車場を借りて見てみると、クラッチアジャスターが緩んでクラッチが伸びきってしまっている
コレでは、引いても全然効果はない
アジャスターを調整して問題無くクラッチは切れるようになった
しかしギアの入りは渋い・・・
変速が渋いだけで、走行には別段支障がないので時間も余裕もなくなってきたので集合場所へ。
走り始めて少し経つと、国道は2車線幅の道路になる。
バギーにとって、このタイミングが一番苦しい。
そんな最中
カン、カン、カラカラカラカラ・・・・
なにやら軽いモノがはずれたような、どこかに当たったような音が。。。
あれがハブボルトとかが外れたりしていたら・・・
まぁ、そんな音を聞いてしまったら結構ひやっとしますよね
再度近くにあったコンビニの駐車場を借りて点検をして見るも、特に重要部品には異常は無いようなので出発
11時40分
無事、いわきららミュウに到着。
致命的なトラブルは無いんだけど・・・走行中に何かがはずれたような音が気になる
そう思ってマシンの異常箇所を探していたら 脱落箇所発見
なんてことはない、リフレクターの赤い反射面が剥がれて脱落していただけでした
ちなみに正常な状態はこんな感じ。
中華の接着材だと思うので、軟弱だったんでしょう。
リフレクターベースのみ残っていて、リフレクターのみが脱落してしまったようです。
気が済んだので、 他の方々の到着を待ちます
あ、カモメだ。
と思ってシャッター切ったけど・・・やっぱりこの手の動物は望遠じゃないと迫力無いっすな
そんなコトをやっていると、参加される方々のエンジン音が続々とバイク置き場に響きました
挨拶もそこそこにみんなのバギーを拝見させていただいて。
みんな僕のバギーを見るなり。。。
幅広っ
正直自分のバギーしか見たことがなかったので、今となっては見慣れた我が相棒ヴァル・ヴァロ号ではあったのですが・・・
みなさんのバギーに比べて確かに幅広い
比べるモノがないので、初めて知った自分のマシンがかなりワイドトレッドだったことを
ららミュウの食事は、ぱぱっと済ませて早速みんなとのプチツーリング。
ららミュウからほど近い、三崎公園に向かいます
そこでの記念撮影
左から、
- よしぽんさん
- よみさん
- つばさ
- iPhoneさん
- Iさん
のマシンです。
ホントは、いわきマリンタワーをバックに撮影したかったのですが、この時間見事に逆光。
このあとは、早速みんなで当日の宿泊施設遠野オートキャンプ場まで向かいます。
さすがにみんなタイヤはちゃんとしたの履いてるよなぁ・・・ ドノーマルは僕だけ
いつもタイヤを仕入れてくれる、autowayさんで在庫切れなのでどうしようかと思案中。
タイヤの溝が無くなる前に在庫復活してくれるとうれしいんだけど
宿泊施設の遠野オートキャンプ場へはこの三崎公園からは約35Kmの道のり。
キャンプ場に向かう道すがら、先導してくれていたIさん。
残り8Km地点Iさんのマシンがスローダウン
ついに来たか!?
中華の洗礼。
整備をしているはずなのに予想外のところが壊れると言われる、アレか
こうゆう時はバギーの構造を熟知している猛者達。
みんな落ち着いて、冗談交じりにすぐに対応。
正直こうゆう雰囲気ならトラブルも楽しめるよね
壊れることも楽しみの一環って言ってしまうのもなんだけど。。。
この手のオフ会にはトラブルはより楽しむためのエッセンスな気がしています
さてそんなIさんのマシン。
状況としては、プラグの火花が飛びません
CDIがパンクしたんじゃね?? → 交換しても変化なし
したらイグニッションコイルでしょ?? → 交換しても変化なし
そうしたらピックアップコイルっきゃないっしょ?? → 導通があることを確認
なんだろうねぇ・・・ エンジン停止時には異音など はなくただエンジンが点火を辞めた様子
おもむろにハンドル周辺に目をやっていたよみさん。
あれ、このボタン押されているんだけど???
えぇ、もちろん押されているっていうのはあの赤いボタンです。
キルスイッチ
一同大笑い
基本的な事なんだよなぁ、キルスイッチ
だけど意図的で無い場合はかなり見落としがち。
エンジンが回らなくなったらとりあえず、キルスイッチ。
忘れてはいけない教訓です。
ちなみにIさんのマシン。
元の部品で組み上げてキルスイッチを確認してイグニッション。
そらもう一発始動
走行中にどうしてキルスイッチが押されたかは未だ分かっておりません
周辺曲がるようなところも無く、ウインカーなど触ることもないのでそれほど誤操作というのも考えられるような場所でもないことは事実なのですが・・・
そんな不思議が現象に見舞われたIさんは、そこに地縛霊の可能性を示唆していたとかいないとか。
その後は何の問題も無く、遠野キャンプ場に到着。
一同ゆっくりすることなく、トランポで運ばれてきたよしぽんさんのマシンを降ろして再度買い出しツーリング。
もちろん買い出しといっても、近所のスーパーでは楽しみがないっ
というわけで、わざわざ20Kmほど離れたスーパーまで買い出しに出かけます。
もうね、乗ることが楽しい人ばっかりですから
往復40Kmとか気にならないから
みんなでこうやって車列を組んで走るってホント気持ちいい。
少し冬も近づくつつあるこの時期、寒さも忘れてツーリング
キャンプ場に戻ったあとも、バーベキューの火を囲みながらバギー談義に花を咲かせ深夜遅くまで飲み明かしました。
2日目
よしぽんさんが、家の事情で早めにあがるとのことで6時頃からみなさま活動開始。
僕だけマイペースに7時ぐらいまで爆睡を決め込んでいました
みんなキャンプ場を散策してきていたとか。
起きたとき誰もいなかったから再度ふて寝してしまうところでした
目が覚めてからは、よしぽんさんお手製の豚汁を振る舞って頂いての朝食。
あー失敗した、この写真撮っておくべきでした
めちゃんこ美味かったっすよ、豚汁。
ちなみに、隠し味に入れた固形チーズは僕のどんぶりに良い感じに固形の状態でヒットしました
朝食後は、それぞれのマシンに乗らせてもらっての試乗会。
僕はそれを横目にキャブの設定だし。
季節も変わって若干薄くなってきた様子。
現在 M/J 100 から M/J 102.5 にほんの少し濃くしました。
変更も終わって、セルも回すも・・・
いっこうにエンジンがかからない??
あれ、またキルスイッチか !?
と我ながらすぐに確認しますが、僕のマシンはキルスイッチが入っているとセルが回らない仕組みになっています。
そのためセルが回るということはキルスイッチでは無い。。。
おもむろにエンジンを見ていてくれていたiPhoneさん。
あれ?エンジンかけようとしていたの?
プラグ抜けているからなんか試しているのかと思ったよ。。。
ポカーン。。。
プラグ??
そらープラグケーブル引っこ抜いてありゃエンジン点火しないわ
大変失礼を致しました
ちなみに、もちろんエンジン一発始動。
M/J102.5で息継ぎも無くなっていい感じに回ってくれるようになりました
折角いろんなマシンに触れられる良い機会なので、僕もiPhoneさんと、Iさんのマシンを試乗。
iPhoneさんのマシンは癖もなく本当に乗りやすいバギーになっている印象でした。
良く曲がり、良く止まり、エンジンのつながりもとても素直。
坂道なんかも負けずにグイグイ登っていく。
乗りやすさとトータルバランスの良いチューンをされているようです。
かわってIさんのマシン。
こちらは、デフ無しということもあって高速仕様マシン。
ハンドルの重さはパワステと力ステのそれと一致する重さにも感じられます。
速度が乗るまでは重いのですが、速度がある程度乗ってしまうと素直なハンドリングと安定性があります
ただ、コーナーに入る前の曲がれるのか!?
っていう怖さだけはつきまといます。
しかしこれは体力的にも精神的にも人間が慣れることでおもしろい味なんだと思いました
その後よしぽんさんが家のご都合でこの場で解散。
僕たちはiPhoneさんの知り合いのバギー乗りと合流するため、集合ポイントのセブンイレブンへ。
程なく、バギーを積んだトラックが到着。
って、ええぇ?
トラックとは聞いていましたが・・・
2tぐらいかなぁーとかイメージしているじゃないですか。
やってきたトラックは、このトラックをトランポとして使うのかっていう驚きのスケール
写真後方に写っている3tか、4tのユニックで3台のバギーが登場です
ってか、トラックもスゲーけどのバギーも迫力が違う。
特にタイヤが14インチ僕と同じCJバギーはすごいわ・・・
バネ下加重気にしなければあのぐらいのタイヤは正直欲しい。
どのくらいの加重アップになるかなぁ・・・とかかなり後ろ髪引かれていました。
12インチのタイヤも少ないけど、14インチはさらに種類がないので・・・
とりあえず僕は12インチで我慢しておきます。
ただ、タイヤだけはそろそろ欲しいなぁ・・・
やっぱり丸くないんだもの・・・デフォルトのタイヤは。
それでは、この7台でツーリングにスタート
というところで、各車イグニッション。
しかしそんななかiPhoneさんに異変が。
あれ、エンジンがかからない!?
思わず、「キルスイッチ」と魔法の言葉を唱えてみると。
iPhoneさんが「こんなところにあるキルスイッチなんだよ~」と言いながらハンドルポスト付近にあるスイッチを確認したようで。。。
あれ??
カチッと、キック一発で始動した様子
iPhoneさん、連れてきちゃってますぜ。きっと。
勝手にキルスイッチを切ってくれる何かを
本日はこの7台プラス、自動車の殿(しんがり)の隊列で海沿いの道をリクエストされたこともあり、僕の集合地点だったららミュウまでツーリング。
さすがにみなさましっかり整備されているらしくこれだけの台数が集まったにもかかわらず、トラブルは一切無し。
何事も無くららミュウまで到着しました。
到着後はみんなでバギー談義をしてまったりと時間を過ごし、このあと少し予定もありましたが諸事情により省略してこの場で各自解散という運びになりました。
しっかし僕のバギーをオフ会中、最初のクラッチレバーの後遺症を引きずってずっとギアの入りが渋く・・・
ニュートラルにほとんど入らない始末
下手すると、ギアダウン時にも引っかかりを見せ2速発進やらなんやらを工夫しながらなんとか走破しましたが、最悪バラシかなぁと岐路の途中そんなことばかりを考えていました。
基本バギーに乗りっぱなしな2日間でしたが、本当に楽しめたオフ会となりました。
幹事のIさん、本当に素晴らしい会にしていただいてありがとうございます。
Iさんとよみさんは仙台市から国道四号を経由して郡山経由でお越し頂いています。
どうしても帰路には時間がかかってしまいますが、そんな長距離にもかかわらず無事全員何事もなく帰り着けたとのこと
今回のオフ会も大成功の内に終了することが出来ました。
Iさん、よみさん、よしぽんさん、iPhoneさん、そして2日目合流してくださった方々本当にありがとうございました
バギーの整備の方向性も課題も、ずいぶん見えてきたと思います。
また少しずつコツコツと改造をしていきたいなと思います。
ちなみに、クラッチの件はクラッチレバーのエンジン側アジャスターのボルトがどっかに吹っ飛んでいなくなっていました
というわけで、ダブルナットにてこんどはがっちりとアジャスターボルトを取り付けを行いました
結果、ギアはすっこすっこと切り替えできます。
バラさなくて済んで良かった
そしてみんなの見ていて思ったのですが、チェンジペダルはいい加減シーソー形はスマートじゃ無いことに気がつきました
みんなの走行を後ろから見ていると、シフト側の足がほとんど動かさずにシフトチェンジしている様子。
僕はシフトチェンジするために一度足を上げてシーソーの後ろ側を踏み込む感じでシフトアップしていきます
これはスマートじゃ無いわ・・・
掻き上げ式だとそのままのポジションでつま先で上げれば良いからスマートなシフトチェンジなんですね
僕も蹴り上げ式チェンジペダルを買います。
よしぽんさんにご指摘頂いた、リアのたわみ。
こちらはリアシャフトのハブ固定のネジが緩んでいたようです
回転防止ピンが入っているので抜けることは無いだろうと油断していたことが徒となったようです
とりあえずオフ会で気になった問題点は帰ってすぐに改善しました