デッドニングを進めるために必要なものを書き連ねていきます。
まず僕が一番多用したのが
写真右に映っている、ニードルフェルトさんです。
これは、僕の静音性を求める中で一番重要で使いやすいアイテムでした。
写真のものは10mで送料込みで3500円ぐらいのものでした。
車1台きっちり作業するなら10mぐらいあっても結構使い切ってしまいます。
次に大切なのが
写真右の銀色に光っている素材が、レジェトレックスです。
写真左の白いのが、シンサーレートです。
拡大した写真が上記です。
レジェトレックスは、アルミにブチルゴムを貼って使い勝手を向上させたシートです。
主に制震やサービスホールをふさぐ用途に使用します。
僕は、1800×900(mm)ぐらいのサイズを1800円ぐらいで購入したと思います。
シンサーレートは静音性を向上させる新素材らしく、ニードルフェルトより軽くしかもニードルフェルトよりも静音性が高いそうです。
こちらは単価も高く1000×1000(mm)で、3000円ぐらいしました。
場所によって使用する素材を変えて行こうとおもいます。
あとは、車内の至る所を分解していきますので破壊しないように工具類は一通りそろえておきます。
とくに内張は剥がし、プラスチックのものだけでなく金属のものも用意しておくと非常に重宝します。
一番最後に必要なものは・・・
根気と情熱ですwww
デッドニング自体しなくても車両の走行するという部分に直接的な加工でない以上このあたりはオーナーの自己満足でしかありませんので。
結構やっていることは単純ですが、車両全てに手を入れるとかなり大変です。
僕は完成した相棒のことを想像しながら怪しくにやけながら最後まで作業しましたが、結構根気がいりますのでみなさまも愛車をかわいがりながら作業してあげてください。
デッドニングは通常以下のような作業をします。
1.ドアやシャーシーの穴をふさぎ、静音性を向上させる。
2.シャーシーに鉛などを貼りスピーカーの振動でシャーシーの共振が発生しないようする。
上記のことをする事で、今まで聞き取れなかった音域や低音の太さを飛躍的に向上させるいわば少しでもオーディオにこだわる人なら是非やっておきたい作業です。
スピーカーを変えてもあまり変った気がしなかったりするとき、実は車両側のデッドニングが不十分だったりする可能性もあります。
デッドニングの目的は大概オーディオの音質向上が目的だと思いますが・・・
僕は音質向上も是非したいですが、それ以上に静音性や遮音性の向上を目標としたい。
ディーゼルエンジンならではのエンジン音を殺し、出来る限り静かな環境を作ることを第一に作業をしていきます。
そのため音質向上とはある意味逆の作業を行っている可能性もあります。
もし、純粋に音質向上の為のデッドニングな資料がほしい場合は、他のページをご参照していただくと良いかもしれません。
こちらのページでは、音質向上以前に静音性や遮音性を優先して作業をしていきます。
そもそも、スピーカーとかこだわりだしたらキリがないので、標準以上に聞ければいいかなと・・・僕は思っています。
一応一連のデッドニング作業は全て完了してこのレポートを書いていますが、確実に音質の向上にはなりました。
特に低音の太さは以前とは段違いです。
また、静音性を高めることでロードノイズとともにかき消されていた音域も聞き取れるようになったというのもあるんだと思います。
今回の作業範囲は車両全部で、徹底的に静音性を高めていきます。