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中華乗っていると、次から次へとトラブルが出て来ますが・・・
ホントに中華いじりは飽きないですなぁ

改造・改良が無くっても、修理があるんだもの
しかも購入半年程度ではじまる経年劣化とか自壊とか・・・ありえねぇって

日本製の品質がいかによく、構造が考えられているか身をもって知らしめられます。

 

今回の故障箇所はブレーキマスターシリンダーです

ブレーキマスターシリンダーのフルート漏れ 中華バギー

拡大します。

マスターシリンダーのブレーキフルート漏れ 中華バギー

ご覧のように、フルートらしきオイルがしたたっているのが確認出来ます

一瞬水滴か何かがついていたのかなぁ??
 むしろそうであってくれぇー
と願いましたが・・・

現実は残酷なモノですね、それが水などではないことがすぐに分かりました

ブレーキフルートがしたたってあろうカウルの塗装面がフルートによって侵されていたからです
あぁ、お気に入りのキャンディーレッドがもろもろになってしまっています

 

前回乗ったときには別段異常もなかったのですが、1週間駐車しておいたらこの状態。

触っていないのに漏れてきているということは、シリンダーのピストンがへたっているんだろうなぁ。
中華製の精度の悪さと、ピストンのシールに使われているゴムの劣化で通常のブレーキ操作でもシリンダーが摩耗しじわじわと隙間が出来てくる
だから衝撃とかの力が加わっていなくても、自壊するんでしょうなぁ。

重要保安部品 のトップクラスのヤツなのに、購入わずか10ヶ月でブレーキフルートが漏れます

ってか、エンジンとか壊れるのはまぁ笑って済ませられるけどココはもうちょっとしっかり考えて作りましょうよ・・・と言いたいわ。
走行中に効かなくなったらゾクっとしますぜ
さすがに1年持たないマスターシリンダーはたちわるすぎ

写真は左(リアブレーキ)ですが、右(フロントブレーキ)側も、マスターシリンダー開けていないのに塗装面が侵されたような跡が点々とあります。
目視出来るレベルでは漏れていないけど、たぶん微妙に漏れているんだと思う。

 

ヤフオクで中華バギーのマスターシリンダーは左右で3000円ぐらいで売っているみたい。
中華バギー用マスターシリンダー >バギー用マスターシリンダー

もしかしたら、僕のに付いていたマスターシリンダーよりはマシかも知れないけど、同じ中華製とわかっていながら挑戦するのははさすがに怖い

今回の問題でとりあえずの対策として、リアデフを購入したときにリアブレーキ一式(マスターシリンダー含む)で新品があったので交換しました。
元々付いていたマスターシリンダーよりはガタはないようなので、この辺は運なのかも知れませんねぇ。

精度のバラツキが有るので故障率は運次第なんて・・・
そんなロシアンルーレットレベルの賭をする気はさらさら無いのでブレーキは日本製にしようと思います

中華の新品より、日本製の中古の方がよっぽど信頼性がありそうです
こうゆう部品は出来るだけ新品買いたいけど、国産のNISSIN製あたりのマスターシリンダーはさすがに高い。

右(フロント)側だけでこの値段。
両側・・・と思うと、さすがに気軽には買えない値段。
本来は当たり前の値段なんだけど、中華やっているとずいぶん値段の感覚がずれる

そんなこんなで中古を狙ってみます。


スイングアームのピボット部分の異常は前回の感じです。
> 中華バギー(ATV) スイングアーム ピボット部分のずれ

まずは、何をするにしても・・・

スイングアーム ピボット部分 中華バギー

このゴムブッシュは抜く必要があります

結局片側だけしか入っていないようなので引き抜く抜くというよりは押し出すという方法が一番簡単そうです
もちろん本来はいずれか片方を外してからでないと使えない手法です。

丁度φ20の鉄棒があったのでそいつを使って、デカイハンマーで打ち抜こうとしますがまったくびくともしません

ベアリングの圧入もそうですが中華のはめあい圧にはいつも驚かされます

とりあえずこのままではラチがあかなそうなので、最近活躍の場面が多いギアプーリーの出番。

ギアプーリー
これだけデカイと非常に重く使いにくいのですが、比較的応用も利くのでこの手の場面には最適です。

良い感じの引っかかりが無くて多少強引ですが、こんな感じにセットして抜きました

ピボットカラーの抜き取り 中華バギー

あとはプーリーを締めて行けば、抜けてきます。

ピボット部分のカラー抜き取り 中華バギー

少しずつ抜けてきました
このプーリーの締め付けの重さは、デフベアリングの重さを思い出させます
ゴムでのはめあいのカラーがベアリング並みの圧入っていうのもある意味すごい。

 

無事抜けたゴムブッシュとカラーはこんな感じ。

ピボット部分のゴムとカラー 中華バギー

ゴムの劣化は酷い有様。
ゴムらしい感触は一切無く、触ればぼろぼろと崩れます

案の定カラーとゴムは、片側1セットしか入っていませんでした

再利用するつもりはありませんが、これはもう使えません。
これでもう後戻りは出来なくなったぞ。。。と

ベアリング化のアイデアもだいたいまとまったので、あとは部材が到着してくれれば作り出せそう。
といっても、カラーを作るだけなのでそれほど難しいコトはないのですけどね

しかし、一番の問題は・・・

ピボット部分 中華バギー

この形。

丸くないんですよ

表面がいびつになっているだけならかまわないんですけどねぇ・・・
ぱっと見は、少し表面さらってあげれば大丈夫そうにも感じます。

ダメだったら・・・

ダメだったときを考えるより、前に進むことを考えよう。
器用にヤスればうまくはめあいを幅をかせげるかもしれない・・・


急激な加速を加えたときとアクセルを緩めたときの妙な違和感。
前々からなんとなく気になっていたのですが、他に異常な箇所がいっぱいあったのでその辺だろうなぁと思っていろいろつぶしてきていたのですが、どうにも改善されない

そんな中、やっと気がついた箇所。

スイングアームのピボット部分ですが、下記のように。。。

スイングアーム ピボット部分のズレ 中華バギー

おもいっきり、ずれずれ

 

こんなもんか?と思って気にもしていなかったのも問題だったのですが、やはりどうみても明らかにおかしい
だって、ピボットのシャフト内部が覗けるほど隙間が空いているっていうのはないでしょ、さすがに

まだデフだからまっすぐ走るけど、きっとシャフトだったらもっと顕著に走行に影響してきたかも知れない。

何より精神的に良くないので、とりあえず状況確認。

スイングアーム ピボット部分 中華バギー

ゴムでカラーを挟んで、スイングアームを支持しているわけか・・・
こちらは、比較的ガタは少ない方だけど、ゴムが変形して既にセンターが取れていない

さすが、ゴムの劣化には定評のある中華製
購入半年で、ここまでの劣化っぷりは見事です

ってことは、ズレズレの方はゴムがとろけて無くなったのか・・・
程度なことを思いつつ現状を確認。

スイングアーム ピボット部分 中華バギー

!?

んっっ??

ちょっとまて、ゴムはともかく金属のカラーはどこに行った???

もしかして、押し込まれたか?
と棒などを入れて確認してみたが、カラーのサイズからして間違えなく一個分

ってか、さすがにスイングアーム交換時に押し込めば違和感に気がつくがいずれもきつく押し込んだ記憶もない。

ともかく反対側のカラーを引き抜こうと試みます
しかしとてもきつく圧入されているらしく、反対側からひっぱたいた程度ではびくともしない

たぶんこれだけの圧入の力ならばスイングアームの交換時にぽろっと外れたということも考えにくい。
しかも部品は余らないように確認しながらやっているのでそんな単純なミスではないとは思う。

要ははじめっから入っていなかったってことかなぁ
ゴムが無くなる程度は予想していたけど、部品が入っていないのってのは予想していなかった

それよりなにより半年間も気がつかないっていうのもよっぽどだな自分

 

まぁ、アクセルオンオフの違和感はきっとこの辺が原因だろうけど・・・どうするかなぁ??

Google先生に聞いてみたらバイクのピボット部分はベアリング。
中華ゴムの劣化速度は異常だけど、国産ゴムなどで対処してもいつかは同じようにガタが来るだろうし・・・

やっぱりベアリングだよなぁ
ちょっと一手間いれるっていうのもポイント高いし

というわけで、ベアリング化の内部構造をただいま思案中。
今回ばかりはベアリング構造となるので1/10mm程度の精度は出さないと意味がないので設計図を引いてます。

一番の問題は車両側が精度が出ていないこと・・・
ってか明らかに車両側のピボット部分の断面が円形じゃないきがするんだけど。。。
ベアリング入れられるのかが心配でなりません。

 

その前に今組み付けられているカラーを引き抜かなくては。
とりのあえずギアプーリーの出番でしょうか。


週末、るんるん気分でバギーの整備~
今日も相変わらずいね~

とか思いつつ、車両のカバーを取っていきます。

んん??

と・・・ なにやらいつもとは違う違和感が・・・

チョークレバーがまたまた破損 中華バギー

ちょっ おまっ またかよっ

樹脂だか、プラスチックだか知らないけどどうしてこんなに軟弱かなぁ・・・中華の部品は

車両を購入して買って数ヶ月で同じように破損した、チョークレバー。
すぐに左の集中スイッチ一式を新品購入し、半年足らずでビヨーンかいっ

 

最近はチョーク無しでエンジンかかることが多かったのでまったくチョークレバーなんか使って居ないんだけどなぁ。
使って居ないってことは余計な力が加わっていないハズだし。
にもかかわらず・・・ チョークワイヤーの取り付けテンションにすら負けてしまうこの軟弱さはもう・・・

中華製の劣化か早いのか、強度的に満たっていないのか分かりませんがコイツはダメだわ

 

このチョークレバーはレバーだけでは売っていないので新品で左集中ボタンユニットごと購入。
スイッチは正常なのでチョークレバーの部分だけ移植して使って居ました。
気軽に買えちゃう値段で集中スイッチが売っているからつい買ってしまうんですよねぇ・・・
結局集中ボタンは使わないので備品としてストックされていきますが、肝心のスイッチ部分はまだ壊れないのでそんなにいらない

そもそもそんなのエコじゃないしね

 

車のGOLFのCMで、「良い物を長く使うのが本当のエコ」と言っておりますが、中華製に関しては激しく同意
といってもあのCM、新車のCMとしての訴求力は??と気になるところもありますが

ただ中華を乗っていると思わず、安いからとホイホイ買ってしまいがちですが、イイものにリプレースしていく作業が必要だなと思いますね。

 

整備する前から、不具合箇所見つけると精神的に凹みます。
しかも大して走行に重要な場所でないくせに部品交換しかない。
そのまま走行すると、ビヨンビヨンとうっとおしいことこのうえない。

 

ってわけで、この部分は国産バイクのレバーを調達したいと思います


いろいろみなさまご心配をおかけしました。 m(_ _)m
また応援メッセージありがとうございます 

その後原因を追及しまして、エンジン自体に異常がないことを確認しました

 

仕事が終わってそっこーで原因を調べてみることにしました。

バッテリーは残っているもののセルの力では回らない状態だったのでキックペダルを持ってきて軽く動かしてみました
普通に圧縮はあります

ふむ・・・シリンダーは抜けてないか・・・

しかしキックペダルを回せばガラガラと異音はします
なので豪快には回せませんのでかるーくまわるようにして試します

次にギアを入れて、キックを回します。
ちゃんとスプロケット回るじゃん??
全てのギアで試してみますが、どれも問題なさそう

んん??

ギアも平気、クラッチも平気、オイル漏れも無い、圧縮もあり。
そもそも異音がする箇所が腰上ではなく、腰下なのでおそらくヘッドではない・・・

音の発信源はキックペダルのある反対側の方から・・・

反対側??

・・・・

あ・・・

そういえば、ジェネレーターいじったよなぁ・・・

発電系が根性無かったので、デュアルチャージコイルの改造をしていたことをすっかり忘れていました

というわけで、ご開帳。

ジェネレーターの破損

いやぁ、ひどいことになっちゃってます

ロンシンのジェネレーターには異常は無いので、僕の組み付けの問題のようです

増設したコイルは、元々付いていてるロンシンのコイルより、2ミリほど大きいサイズのコイルでした。
チェック時は異音などもなく問題無いように感じたのですが、の数ミリ大きくなっていることでボルトの掛かりが浅くなっているようでした

固定ネジ

ネジロック剤も付けているから平気かと油断しておりましたが・・・

おそらくこの固定用のネジが短く、しっかり組み付けが出来ていなかったため、チャージコイルが外れてフライホイールに引っかかって異音が発生していただけだと思われます。
6角のボルトの頭がなんだか綺麗なハット型になっています
そっち側のネジが外れて、フライホイールで研磨されてしまったんでしょう

片側外れたら、もう片側はきっとあっという間に外れてしまうでしょうから、おそらく最初の異音発生時に片側が外れて徐行運転を心がけているときにもう片側が外れてチャージコイルが暴れてフライホイールをロック。
結果、セルの力では回せなくなってしまったのだと思います。

すぐに異音に気がつき車両を停止したおかげで、別段大事に至らなかったようです
別途購入したチャージコイルだけがお釈迦にはなり、フライホイール内部に軽く傷はあるものの特にエンジンへのダメージもなさそうです。
この程度なら安いもんです

ジェネレーターの蓋を開けた状態でキックペダルを踏むと異音はしなくなりました

こっコイツ、動くぞ!

思わず口走ってしまいましたよ

いや~しかしよかったよ。
エンジン買う前にちゃんと原因調べておいて。

破損したチャージコイル

コレ一個なら安いし、小さいから買っても安心です。

さすがに、中華のパーツは大きいモノばかりなのでちょっと家族の目が痛い
特にエンジンなんか買った日にゃまた何言われるか

とは言え結果がわかって安心したような・・・
すこしガッカリしたような・・・

がっつり中華の毒気にやられちゃっている気がします、僕。

■ヤフオクでバギー用エンジンを探している方はこちらから >> バギー用バック付きエンジン


今週の休日は急遽仕事でほとんど時間取ることが出来なかったので、日曜日の午前中を強引にあけてバギーでツーリング。
仕事も残っているため早めに帰ってくればツーリングも問題なしと考え早朝、エンジン点検をかねてオイル交換を行います

ならし途中でトータル500Km程度しかまだ走行していないエンジンですが、やっと折り返し地点かなぁと2回目のオイル交換です
まめなメンテナンスをしておけばそれだけ持つかなぁと思って新鮮なオイルを基準値中間少し上で設定で交換してあげました。

スラッジ

そのときのスラッジです。
前回のオイル交換から数100Kmのスラッジにしては多いでしょうか。

交換後、アイドリングで暖気。
そしてオイル漏れがないことを確認していざ出発

中華バギーと海
快適にツーリングをしていたのですが、出発40Kmで最初の異変に気がつきました

約60Km巡航中、回転数は7000rpm付近でなにやらエンジン音にまじって何かがこすれるように音がかすかに聞こえます
すぐに路肩に寄せ、車両を停止させます。
ギアなどの変速装置は、バック、ニュートラル、変速はすべて異常なし
しかしアイドリングさせますが走行中より結構はっきりと聞こえる何かこすれるような音

オイルでも漏れて焼き付きかぁ?と焦って、すぐさまエンジンを切ります。
エンジンの底面、および先日接続したオイルクーラーからは一切オイルが漏れた形跡はありません

しばらく停止しているとエンジン各所からオイルが戻ってきます。
オイル確認窓に規定値内に収まっているオイル量であることが確認されました

オイル漏れではないようだ・・・自分のミスだったら悔やまれたがとりあえず一安心。

この時点で自宅まで残り20Kmほど残しているので帰ることを考えます。

再度エンジンをかけてみますが、問題無くかかるようだ
・・・がやはりあの違和感のある音は続いている

おそらくエンジンの中では致命的なことになっていそうですが、走行自体は現段階では可能なようなので出来るだけ負担をかけないように、回転数を抑え4000rpm付近を上限に走れる道を選択しながら帰路についた。

そこから数キロ走っただろうか。
クリティカルな現象が起きてしまった。

ガラガラガラガラガラー

イヤーな音が

こりゃ、逝ったな・・・ 確信した瞬間です

それでも幸いエンジン自体は停止することはなかったので、すぐさま本線からルート変更。
交通量の少ない、畑の多い道に入ってエンジンを停止させます。

見た目では全く異常は見られない。

先日付けた油温計は、80度
オイルの温度的には異常が有るとは思えない温度。

オイル漏れも無し、クラッチは切れるし、ギアも変速している模様

こりゃ、エンジン内部の何かが破断したか、外れたりかしたかなぁ
もしくはオイルラインに異物が回ったか。

いずれにしても、工具一式は携帯しているがさすがにエンジンの分解までは外では無理と判断。

ココで、友人に応援をお願いしました。
幸い友人もすぐに来てくれるということで、一安心。

待っている間中、 故障原因と今後の対応について考えを巡らせます。

分解しないと原因ははっきりしないですが、おそらく修理するよりはこのエンジン自体を部品取りと考えるのが無難かなぁ。
次買うとしたら、同じエンジンかなぁ・・・部品取りもあるし。
ってか同じエンジン買ったら、また同じ原因で壊れる可能性もあるんじゃね?
いやいや、分解すればノウハウも蓄積できるし、対策も事前に出来るかも知れない。

ってか、壊れてワクワクしている僕が居る
もぅいろいろ重傷だと思います

まぁ、考えはつきないですが。。。
トラブル時に止まった空き地が 、廃車置き場って言うのも何かのいやーな感じです

僕の相棒はまだまだ廃車にはしないんだからねっ

そんなことを自分の中で思った瞬間でした。

エンジンブロー そして廃車置き場

この後牽引ロープを近所のホームセンターで調達して、牽引されながら帰って来ましたが・・・

牽引されるって結構難しいのです
信号待ちなどで停車時に ロープにたわみを作ってしまうと、発進時にとんでもない力で引っ張られてしまいます
そのため牽引ロープにはいつもテンションがかかるようにブレーキコントロールには注意していました

特に、中華のブレーキなんか常時ブレーキかけ続けたらあっという間に焼けちゃう
だから、こまめにオンオフを繰り返し車間の調節をしなければならない

自走しているときはあんなに楽しいのに、牽引されていると全く楽しくない
むしろ牽引されているとなんだか寂しくなってきます

牽引されるコツもわかってきて、なんとか無事に自宅に到着。

何にしても友人には大感謝。
緊急事態と知って、高速まで使って駆けつけてくれて回収までホントにスムーズに進めることができたのも友人のおかけです
中華なんか乗っていると、こうゆう友人が居てくれるということはホントに心強いです

昨日の豚骨ラーメン旨かったですね
また旨いモノでも食いに行きましょう

■ヤフオクでバギー用エンジンを探している方はこちらから >> バギー用バック付きエンジン


中華の驚愕的な組み付け精度によって、まったくもって抜けてこないベアリング。
っていうか圧入したときに既にベアリングが死んでいたのではないか・・・と疑うほど抜けてきません

たたき出すという行為だけでは徒労に終わるだけなので、工具を使って取り外しをしてみようと思います。
それで用意したのが、友人から借りて来たギアプーラー

ギアプーラー

ってか恐ろしいほど巨大なギアプーラーです。
重さもかなり重く10Kgぐらいは軽くあるでしょう
友人宅にどうしてこんなものを所有していたのか友人自身もわからないようです

そもそもコレはベアリングを抜く工具ではありません
ギアを抜く工具です
ベアリングを抜くための専用工具、ベアリングプーラーなどもありますのでお持ちの方はそちらの方が使いやすいと思います
僕のデフギアのベアリングは圧入されている力がハンパないです。
これも個体差はあるとおもいます。
そのためあまり小さいプーラーを使うとプーラー自身がダメージを受ける可能性もあるので根性のありそうなプーラーが必要になると思います

何はともあれこれだけ強力な工具があれば抜けるでしょう
まず工具自体が長年放置されていたようでずいぶんくたびれていたのでネジの部分にオイルをさしてすこしメンテナンスをしてあげました

さぁ、決戦の時です。

ベアリングの上に鉄柱をはめる

ステーの内部にぴったりはまる鉄柱をセットして・・・

ベアリングにギアプーラーをセット

さすがにコレ回すことは不可能なので・・・
がっちりアンカーに固定された万力にセットします。

万力にギアプーラーとベアリング固定具をセット

あとは力の限りネジを締め付けます。
30mmのスパナは見あたらなかったので、32mmのモンキーで回します。

ギアプーラーを回す

格闘すること15分・・・

はっ・・・はずれたー

ベアリング外しに成功

それで、理解した驚愕の真実
ベアリングが抜けない理由です。

ベアリングの圧入部分

圧入する部分にまで塗装施しているんだもん、そりゃ抜けるわけ無いじゃん 
どこまで行ってもいい加減な仕事するなぁ

次にデフを購入するか悩むほど強烈な分解工程でした・・・
新しい物を買ったとしても分解整備が前提になるのでかなりの労力です

新品買っているんだから、まともに動く製品が欲しいですよねぇ・・・
買ったら部品交換しないとまともじゃないととかもう・・・
しかもこのメンテナンス性の悪さを加味するとうんざりしてきます

ただ交換するノウハウと工具は揃ったし、逆にまたそれも調教しがいがあってイイかって思っちゃうあたりが中華が辞められない理由でしょうか

最後にベアリングを分解してみます。

中華デフギアベアリング

全く回らなくなっていたベアリングなので、中でボールが砕けているとか・・・
グリスが全く入っていないとか・・・
そもそもボールじゃないとか・・・
期待に胸を膨らませておりましたが、ぱっと見は問題有りませんでした

ベアリングの内部

グリスを軽く拭き取ってみました。
やはりぱっと見はおかしなところは見あたりませんが・・・

内部のボールが1個ずれている箇所がありました

製品が悪いのが、組み込みの方法がわるいのかが定かではないのでなんとも言いにくいのですがやはりベアリングは一度点検もしくは交換することが必須な部分だなぁと再認識しました


前回はまったくもってグダグダな感じで中段せざるを終えなくなってしまいました
デフホーシングへのベアリング圧入の力はとんでもなく強く、完敗でした。
そもそも取り外したついでに分解しようっていうのが間違っているっというわけで本気で分解をしてみようと思います。

分解するため場所を移動してきました
バギーの作業しているのはいつも外ですが作業場へステージを移しました
これでどんなに長期戦になっても平気です。

意気込みが違います
今度はただじゃ負けないよっ 
のっけからデフギアからのシャフトを引き抜くため気合い入りまくりです

 

今までと同じたたき出す方法では、シャフトは抜けないことがわかりました。
そんなわけで方法を変えて抜き出す方向にあらかじめテンションをかけておいてたたき出すように作戦を変更しました。

デフギアのホーシングからシャフトの引き抜き

ハブにタイヤ用のボルトを反対方向に取り付け、さらに高ナットを装着。
その後ホーシングのブレーキ取り付け部分とを突っ張り、外に抜けるように高ナットをゆるめるようにしてテンションを高めます

このときホーシングのブレーキ取り付け部分に高ナットを回すことによって傷がつくとよろしくないのでワッシャーを一枚食わせています
写真のような感じです。

ある程度力が加わったら、ハブをゴムハンマーで叩くと・・・上の写真のように無事ベアリングが抜けてきました

何度かひっぱたいていると・・・

デフギアのホーシングからベアリングとシャフトの引き抜き

抜けたー

シャフトとの戦いは勝利しました

左側も同じように抜きますが・・・
左はゴムハンマーでハブを叩いただけで普通に抜けました

デフギアの分解 シャフトを引き抜いた状態

両側からシャフトが無事引き抜けました

っていうか、右はあんなに強く圧入されていたのに左は普通に抜けるって・・・
さすが大陸規格です

シャフトが抜けると、初めてデフギアをホーシングから取り外す事が出来るようになります。
デフギアの固定具がホーシングに固定されていますのでネジを外すと・・・

デフギア

無事デフギアを外すことが出来ました

さてさて、どうしてデフギアがずれてしまったのかこれで原因がわかります。
両側の固定具には、ベアリングがはまっていてそこをデフギアが回転をしているようですが・・・

コイツがデフギアが左右にずれてしまう原因です

デフギア

デフギアのベアリングとの接地面がすり減ってしまっています

そう、単純にベアリングが逝ってしまっていただけのようです
フロントベアリングがそれほど悪く無かったので油断していた結果がこれです。
やはりベアリングは総取っ替えしておくべきでした

デフギアのすり減り

左右の太さと比べると、右はずいぶん削れてしまっていることがわかると思います。

問題のベアリングですが・・・

デフギア ベアリング

デフギアをはめると こんなにすっかすかなので、このデフギアは駄目ですね。

デフギアの駄目になったベアリング

コレが駄目になったベアリングです。
見た目は普通そうですが、全く回る気がしません

こんな物の中を回転させられては、そりゃーすり減るって

そういえば、インナーベアリングにはオイルシールが入っていなかったなぁ・・・
これに関係有るかどうかわからないけど、本来ならばオイルシールが入っていそうな物ですが
もしかしたら摩耗してどっかに行ってしまったのかと思ったのですが、正常に稼働している左側も入っていないので両側とも元々入っていないかったのでしょう
いい加減だなぁ

どのみち修復不可能な状態でこわれてしまっているので、このデフギアユニットには研究材料としての余生を過ごしていただきます。
ってか、隠居するの早すぎだよっ

とりあえず、この壊れたベアリング取り外そうと思います。

ベアリングたたき出しようの金属

外す方法ですがその辺に転がっていた、ベアリングケースと同じ大きさの金属柱を見つけてきてこれを金属ハンマーの大きい物でたたき出します。
もうベアリングが砕けようが何しようがかまいはしないので心置きなく力の限り叩きます

ですが・・・

また見事に敗北しました

ってか、10Kgのハンマーで叩いてもびくともしないってどんなだよっ

10分ほどたたき続けましたが1mmも出て来ません
正常な右側は1mmほど出て来ましたが、やっぱりそれ以上は動きそうにもない・・・
これ以上たたき続けると取り付け具自体が砕けかねないので、方法を変えないと駄目なようです

ってか圧入するときはどうやってはめたのかそっちのほうが気になってきます
中華製品は、車両を整備するってことは考えて居ないのでしょうか・・・
こんなにメンテナンス性が悪かったらなんか交換するのも億劫になっちゃいますよねぇ

一難去ってまた一難。

今となっては抜くことにそれほどの意味も無いのですが、絶対に抜いてやりますっ


中華バギーのデファレンシャルがあまり具合が良くありません
> 中華バギー(ATV) スピードメーターがおかしい??

状況から考えて乗れば乗るほど悪化するハズなので 、もはやこのデフは部品とするのが妥当と判断しました
とは言っても、故障した原因は追及しないと今後に全く生かせないのでデフの異常の箇所を研究してみようと思います

まずは現状から把握してみます。

デファレンシャルギア(以下デフギア)本体はホーシングの間に収まって左右のトルク配分をコントロールする優れた機構です
日本語で言うところの「差動歯車」ですね。
コーナーを切るときに4輪車では内輪と外輪の回転数には違いが出てしまいます。
その差を補って外輪は高速に回転させ、内輪は低速に回転させる仕組みになっています。

車幅が小さい車両ならその差も大きくないので、バギーでは割り切ってこの仕組み自体を取っ払ってしまうのもアリです
中華製のデフギアは故障率の高い問題の箇所でもありますので、ある意味メンテナンスが楽になるというメリットも大きいです。

この辺のうんちくは、Wikipediaさんあたりに、詳しく載っていますので気になる方はご参照ください。
> Wikipedia – 差動装置

最初にこの仕組みを考えた人はホントにすごいですね。
構造を見てしまえばなるほどと思いますが、ひらめきを絞り出すのはなかなかに難しいです

さて、僕の故障状況を確認してみましょう。

デフの異常

気がついたのは、スピードメーターがこのデフギアからの回転信号を受けられなくなったことからでした。
回転信号はデフギアのスプロケット側面に付けられた磁石からセンサーが回転数を拾います。
つまり、デフギアのスプロケットとスピードセンサーとの距離は一定間隔でなければ正常に機能しません

上の写真はデフギアを正常な位置に戻してある状態です。
下の写真は異常な状態で、デフギアが写真左に寄ってしまっています。

デフギアの異常

デフギアのネジがホーシングの固定箇所にヒットしてしまっていることがお分かりになるでしょうか

走行時のシャフトもしくはデフギアの回転によってなんらかの部品が摩耗してしまっているのでしょう
そもそもデフギア自体は正常な状態なら左右にずれるということはあり得ない状態なのだと思います。

おそらくは中華お得意のベアリング系かもしれないですね
前輪についていたベアリングは思ったほど悪くないものだったので、リアのベアリングも大丈夫かと油断して点検を怠っておりました
もっと早くに分解、点検が必要だったようです
何となく状況は理解できたのですが、ちゃんと故障箇所を見ないと今後の役に立ちませんのでデフギアの分解をしてみたいと思います

デフギアは、左右からのシャフトで串刺しになっています。
つまり左右のシャフトをまず抜いてあげる必要があります。

タイヤを外します。

タイヤを外す
その後ブレーキなども取り外します。

ブレーキなどの取り外し

オイルシールが付いてますので、こちらのオイルシールも外します。

オイルシールの取り外し

オイルシールは再利用することを考えているようでしたら出来るだけ丁寧に外しましょう。
僕のはちょっと使えないですね

リアオイルシール

リアホーシングの外側のオイルシールです。
サイズは 32-52-8 であることが写真からも確認出来ます。

外した部品達です。

外した部品達

オイルシールを外すとシャフトの脱落防止にホーシング内部にスナップリングが付いています
上の写真の写真中央にある部品です。

これは、先の長いラジオペンチやもしくはスナップリングを外す専用の工具もありますのでそれらを使って外せます
次の工程に移る前にかならずこのスナップリングを外しておいてください
スナップリングを外さないとシャフトは抜けません

この状態でシャフトが抜ける準備が出来ますが、ベアリングが圧入されているので並みの力では引き抜くことは出来ません
シャフトを抜くには圧入されているベアリングを外す必要があるためインパクトショックも必要になります。

下の写真のようにハブだけを取り付けます。

リアハブ

ハブを取り付けたら、あとはゴムハンマーで外側にひっぱたいてやればベアリングがホーシングから抜けてくるはずです。
ハブを叩くときは、一箇所だけではなくまんべんなく全周を叩くように心がけてください
対角線になるように4箇所を叩く位置を決めてまんべんなく叩くと抜けやすいと思います

デフシャフトの取り外し

5分ほど叩くとこんな感じにベアリングが抜けてきました

 

しか~しっ!!

そうすんなりと行かせくれないのが中華バギーの怖いところ
写真のようなぐらいまで抜けてきたものの、30分ほどたたき続けましたが これ以上一切抜けてくるコトは有りませんでした

ホーシングの取り付け穴がベアリングをしっかり掴んで放してくれないようです

さすがに疲れたので今回はこの辺で・・・
何とか抜く方法 を考えねば・・・


先日ちょっとした時間を使ってバギーに乗って国道を乗っていたら40Km/h付近で遷移していたスピードメーターの針が急に0Km/hとなった
接触不良かと思ってメーターの裏の配線などをすこし触ってみたがとくに変化は見られません

配線系は最近いじっていないので、異常になりそうな気配はなかったようなきがするなぁ。
少なくとも配線系には、点検していたしなぁ
とか考えを巡らせながら、大事に至るとまずいので、コンビニの駐車場を借りて点検をさせていただきました。

メーターからリアのスピードセンサーまでのラインに抜けなどはやはり無い様子。
リアスプロケの磁石が 落ちてしまう様なコトもなくちゃんと装着されています
駆動系などにも異常もなく、重要部分のネジの緩みもないことを確認して帰って来ました。

 

帰る途中何度かメーターが動くこともありましたが、正しい速度よりなんとなく遅い表示をしているように見受けられます
とりあえず、テスターでセンサーへのラインに接触不良などが無いかをチェックするも、案の定異常なし。

いよいよもってメーターが壊れたのかなぁ。
もしかしたらセンサーの異常かもしんないなぁ・・・

そんなことを思いながら遠巻きにバギーの後ろから眺めていると、なにか違和感が

中華デファレンシャルギア

んんー??

中華デファレンシャルギア

デファレンシャルギアのケースの締め付けネジとホーシング固定部分が見事に接触

 

スピードセンサーは、デフギアの場合リアスプロケットの側面の磁石の磁力を感知してリアタイヤの回転数を取得しています。
今回は写真のようにデファレンシャルギア本体が全体的に右側に寄ってしまっていました
どうやらスピードメーターが速度を拾えなくなったのはスピードセンサーの位置からリアスプロケットが 離れすぎてしまったことが原因
磁石の回転数を正しく認識出来る範囲を超えて、センサーと磁石の距離が離れてしまったためにスピードが正しく取得出来なくなってしまったようです

現状の不便はおそらくスピードメーターの異常だけではありますが、このまま乗り続けることは不可能と判断しました
少なくともホーシング固定部分にネジが接触することでそれなりのトルクが消失しているし、デフシャフトが歪んでしまうかもしれない。
っていうか元々歪んでいるかもしれないけど

何にしろ、見つけてしまった以上は放置は無いので、どうしようかなぁ・・・
諸先輩方はリアシャフト にしてしまっているようだし・・・
そろそろ僕もリアシャフトかなぁ。


昨日は茨城でもほんの少しだけ雪がおっておりました。
朝起きたら、結局積もって居なかったので幸いでした。

さて買った当時からなのですが・・・
LIFANのエンジンはいまいち具合が悪いです。

LIFAN エンジン クラッチ調節ボルトからのオイル漏れ
まずは、クラッチ調節用ナット付近からのオイル漏れ

到着後暖気中に気がつきました。

とりあえず、液体ガスケットを塗って治めましたがまた漏れてきました。
オイルシールがひどいことになっているのかもしれません
暖かくなって日が延びたらエンジンのばらしもしたいと思います。

 

あと低速トルクがあまりにもありません
ちょっとした坂でも、下手すればエンストしたりする始末。

キャブのスロージェットかなぁ・・・

しっかり暖気が出来れば少しはマシになるもののそれでも トルクがかかる走り出しはかなりのテクニックを要します。
エンジンが回り始めると普通に乗れるので、メインジェットは問題無いんだと思います。

エアスクリューでの調節を煮詰めても変わらないので、仕様なのかなぁ・・・
中国本土での、キャブとエンジンの設定がちゃんと出ているのか気にはなりますが、さすがにあてずっぽうで取り付けているわけでもないと信じたい。

 

さらにギアの入りの悪さ。
これは諸先輩方の記事を読んでいても何となく原因はわかっているのですが、分解が必須です。

あまり乗りにくい状態で乗り続けると、周りにも迷惑をかけるので早急に手を打ちたいと思います。
やっぱり、エンジンの予備かなぁ・・・


最近寒いのでチョークレバーを引いてエンジンを始動させることが多いですね。
とまぁ、いつも通りチョークを引いて みると、いつもだったらストッパーで止まるはずのチョークレバーがいくらでも引けちゃいそうな嫌な感触

そろっとレバーを見てみると、レバー自体は異常はないけど・・・

チョークレバー

チョークレバーベースが破損
欠損してしまっています

ってかこれじゃ、チョーク引けないやんけー
仕方がないので、直接キャブレターのレバーを上げて始動させました。
まぁ、この程度騒ぐほどでもないですね。

馬鹿力で破壊したのかと思ったのですが、ベースの破片が周囲には落ちていなかったので走行中に欠損してしまったモノだと思います。
走行中にハンドルをぶつけた気がしないのですが、もしかしたら枝か何かに引っかけたのかもしれません。

中華お得意の品質の問題というのも考えられますが、再度発生したら考えるようにします。
幸いこの集中スイッチは激安で売っているようで速攻で注文。
中華乗っているとこの程度では動揺しなくなりますね



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