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中華バギーが到着したあと乗りたい衝動にかられますが、そこは是非落ち着いて車両整備をしてください。
いろいろやらなきゃいけない内容が満載です。

点検の順番に書き出しました。

  1. 梱包を解く
    梱包を解くといっても、これだけ大きな質量の梱包になると結構骨が折れます。
    鉄枠で組まれているのでその解体にも時間がかかるでしょう。
    中華バギー降り立つ
     
  2. ハンドル、およびメーターを取り付ける
    ハンドルとは大切な部品ですのでしっかりと取り付けます。
     
  3. バンパーを取り付ける
    バンパーは寸法のずれはかなり酷いときがあり、ネジが取り付け困難なほどサイズがずれてしまっている場合もあります。
    そこは冷静に万力などの道具を使って修正するなりして組み付けてください。
    またバンパーと一緒にウィンカーも接続が必要になりますので忘れずに接続します。
    フロントバンパーのずれ
     
  4. バッテリーコードを接続する
    座席の下にバッテリーが格納されていますが、バッテリーコードが外れています。
    プラスとマイナスを間違わないようにバッテリーに接続してください。
    ATVのバッテリー
     
  5. ライト類の灯火確認、保安部品が組み付けられているか確認
    ライト類の点灯を確認します。
    ウィンカーが逆に接続されていないか、ブレーキランプ、前照灯は正常に点くかを確認します。
    またバックミラーの取り付けは出来れば、同梱品ではなく別のミラーを購入することをお勧めします。
     
  6. ネジの増し締め
    中華バギーのネジはゆるんでいることが多いです。
    かといって力の限り締め付けると今度はネジ山が潰れたりしますので、適切な力で締め付けを確認してください。
     
  7. チェーンの張りを確認する
    チェーンの張りはチェーンの中央部で上下に振り幅が2~3センチぐらいが適切です。
    ほとんど振れ幅がない場合は、張りすぎです。
    少し緩める必要があります。
    走行中に凹凸などでチェーンがフレームなどに干渉する場合は、長すぎです。
    チェーンの調節方法は、中華バギー(ATV) チェーンの張りの調整でご確認ください。
     
  8. タイヤの空気圧を確認する
    タイヤの空気圧は初期で230kPaぐらい入っていました。
    これだけとかなりぱんぱんだったので、190kPa程度に空気圧を調節しました。
    糊ながら調節していきますが、190kPaでも入りすぎかもしれませんね。
     
  9. キャブレターにガソリンのラインを接続する
    初期状は、キャブレターにガソリンのラインが入っていませんのでガソリンのラインを接続します。
    設定方法は、中華バギー(ATV) キャブレターの接続方法をご参照ください。
     
  10. 燃料を入れ、コックを開けて、エンジンをかける
    いよいよ エンジンをかけてみます。
    エンジンがかからない場合は、むやみにセルを回すのは御法度です。
    すぐにバッテリーが上がります
    エンジンがかからない場合は、下記を確認します。
    ガソリンがキャブレタまで到達しているか。
    またキャブレターからガソリンがオーバーフローを起こしていないか。
    キャブレターとエンジンとの接続のマニホールドに異常はないか。
    チョークレバーの設定は正しいか。
    などを確認します。 
    詳しくは中華バギー(ATV) キャブレターの接続方法でも書かせていただきました。
     
  11. キャブレターの設定をする
    エンジンがかかれば、乗り出しまで後一歩です。
    キャブレターの設定、アイドリング回転数はと混合気の濃さの調節を行います。
    混合気は少し乗ってみないとわからないときもありますので、あからさまに異常がないときは乗ってから調節するのも良いと思います。
     

初期整備の手順などは以上になります。
中華バギーの世界へようこそ。
この扉の先は困難なことがたくさん待ち受けているでしょう。
みんなで楽しく、安全にバギーライフを楽しみしまょう


ブログをご覧頂いている方からご質問いただきましたので、キャブレターについて少しまとめてみました。

 

接続方法について

まず、初回の接続方法です
こちらが僕の相棒のキャブレター です。

キャブレター

エンジン からマニホールドで左上に繋がっているのがキャブレターです
キャブレターはエンジンにガソリンと空気を混ぜて(混合気)を適切な濃度で作り送り出すとても重要な部分です
エンジンの性能を生かすも殺すもこのキャブレターの設定にかかわってきます。

最初納車されたときの時の中華バギーはマニュアルにも書かれていなかったのですが 、ガソリンからのラインが抜けています
そのためまずはキャブレターへのガソリンラインの接続ですが、写真を撮影した車両左側ではなく、右側に回ります。

下の写真が車両右側からのキャブレターの写真です。

キャブレター

写真左上の方からキャブレターに向かって黒いチューブが繋がっているのかお分かりいただけるでしょうか。
こちらがガソリンからのラインです。
キャブレターのこの位置にこのラインを接続します。

これで基本的に接続は終わりです。


ガソリンは必ず少量を入れるようにします
ガソリンのラインに損傷があった場合、収集が付かなくなることを防ぐためです

 

ガソリンがキャブレターまで流れない?点検箇所について

少量のガソリンを入れ燃料コックを開きますが、開いても僕のマシンはガソリンが流れてきませんでした
そんなガソリンの流入状況は、燃料コックからキャブレターに接続されているラインの途中にあるガソリンフィルターで 確認することが出来ます。

ガソリンフィルター

ガソリンラインの途中に、透明な容器に赤色の内容物がある部分がガソリンフィルターです。
ガソリンの中に入っている不純物を取り除いています。
ここにガソリンが流れ込んできていれば 、キャブレターまでガソリンは流れていると思います。

少量しかガソリンを入れなかったためにおそらく流速が弱く、キャブレターまでの到達に時間がかかったのだと思います
そんなときは車体を 揺すってあげるとガソリンが流れやすくなると思います

初回ガソリンを流したときに確実に確認したいのは、

  • キャブレターまでのライン上でガソリンが漏れていないかを確認します。
    燃料タンクの出口パッキン、燃料コック付近、ガソリンフィルター付近、キャブレターとの接続部分を確認する。
    もし、漏れている場合はすぐに対処が必要となります
    間違ってもガソリンが漏れている状態でエンジンをかけるなどは絶対にしてはいけません。
  • キャブレターからガソリンが漏れたりしていないか を確認します。
    キャブレター が故障していると、燃料がオーバーフローしてエアフィルターのあたりから燃料が漏れてくることがあります。
    このときはキャブレターを交換する必要がありますので、自力で修理でない場合はすぐに初期不良の連絡を入れると良いと思います。

以上の2点で問題が無いようでしたら、エンジンをかけてみます。

 

エンジンをかける

エンジンは、基本的にアクセルを回さなくてもかかるはずです。
かかりにくいときは、チョークを引いて混合気を濃くしてみるとかかると思います。
特に寒い時期は混合気が薄くなっています。

もし、それでもかからないときはエンジンはかかりそうな音がしているのか、それとも全然かかる気配がないのかで対処が変わります。
まずはエンジンの状況をよく観察をしてみてください。

点検のポイントは、下記の2点を調べてください。

  1. 燃料がキャブレターまで供給されているか。
  2. プラグから火花が飛んでいるか。

1は目視して確認します。
2はエンジンからプラグを外して確認します。

無事エンジンがかかったら、おめでとうございます
10分程度じっくりと暖気をします
寒いときはもう少し暖機した方が良いと思います。
暖気の時にアクセルを煽ることはせず、基本的にアイドリングで行ってください。
エンジンが止まりそうなときはアクセルで若干調整が必要なときもあります。

じっくり暖気が終わって暖まってきたらその後キャブレターの調整などをしてください。
キャブレターは暖気が終わる前に設定すると、今後エンジンが暖まるとエンジンの調子が悪くなったりしますので必ず暖まってから調節するようにします

この後、十分すぎるぐらい車両の整備をしてから路上に出るようにしてくださいね


ナンバーを無事取得して、自賠責も3年分コンビニで手続きしてきました
これで公道に乗り出す準備が出来ました

とりあえず、のそ~っと人気のない道を走行してみます。

ですが・・・

最初に思ったことは、ハンドリングが怖い
中華バギーの最初の難関とも言われル問題点。
改造を施さないと元々まっすぐ走るようにはなっていないということです
どんなもんかを体験してみたくて乗ってみましたが、確かにこれは速度を上げると予想以上に恐怖です
凹凸の無いフラットな道ならまだマシですが、少しでも凹凸があると思わぬ方向に進みます

ハンドルの操作は自転車やバイクと一緒です
もちろん操作は慣れているので、まっすぐ走るために無意識にハンドルをまっすぐ走れるように調整しています。
バギーのハンドルは自転車のそれとは比べものにならないぐらいの重さと舵が取られますので意外と疲れます

たった数キロのドライブなのにもかかわらず、心なしか腕に疲労感が・・・
運転中シビアなコントロールを常時続けなければならないので思いの外疲れる作業になるようです

これについては解決方も諸先輩方が紹介されていますので、後々解決していきたいと思います

次に バックミラーです。
標準で付いているバックミラーはハンドルの下側に付けるタイプのバックミラーのようです。
そもそもミラーステーが下向きに付いています。

バックミラーステー

っていうかそもそも下向きってどうなのよと思いつつも取り付けましたが案の定全く見えません
あまりにも見えないので帰って来てそっこーでミラーを捨てました
ただ捨てるのもシャクなのでちょっと記念撮影。

ミラー ミラー
デザインはとても中国らしいデザインですね。
ちゃんとしたミラーを購入しようと思います。

最後に、サスペンションがめがっさ堅い
というか、直接タイヤとボディが固定されているんではないかというほど。
しなやかさとはほど遠い乗り心地で、地面の凹凸をダイレクトに伝えてくれています

油断して速度を上げて凹凸のある路面を食らうとロデオに乗っている感覚に襲われます
少し前にロデオボーイというシェイプアップマシンがありましたが、あれと似たような効果が期待できそうなほどです
振り落とされるとただでは済みませんし、精神的にもダメージを負いますのでオススメできません

これはサスペンションを交換して改善をしていきましょう。
ちょこっと乗ってみましたが、前途多難な乗り心地でした。
でも、はっきり言ってすごーく楽しいです

今まで車では風を感じることなく乗っていましたが、もちろんですがこれはダイレクトに風を感じます 
この相棒でいつかもっともっと遠くのツーリングに行けたらな・・・と思わず考えてしまいます。

ただ、いかんせんまずはまともに走らせるように調教ですね。
現状の内容は理解できたのでこれから対策して行こうと思います 。
でも、調教のレシピを考えるだけでワクワクしてしまって乗るのが楽しみなのか、いじるのが 楽しみなのか・・・いつか手段と目的が逆転しそうで怖いです

中華バギー(ATV)を引き取り、組み立て


中華バギーは、運送会社の支店止めで送られてきました

まず先日の記事で福山通運さんの重量450Kgとの表記ですが、間違いなく450Kgはありません
福山通運の方に伺ったのですが、大きさと重量の区分によって追跡ページの表示が変わるため、そのものの重量が記述されるわけではないそうです。
下ろせないんじゃないかと思われた方ご安心ください。

正しくはおそらく170Kgから180Kgだと思います。

 

さて、問題のバギーの引き取りですが近所の運送会社支店まで取りに行かなければなりません。
僕の相棒の業務用であるエキスパートをもってしてもバギーを梱包状態で搭載することは出来ませんでした。

ちなみにバギーの梱包サイズは
W1780 × D1100 × H900(素人採寸)
ぐらいでした。

僕のエキスパートは、約W1800 × D1300×H800の荷台なので高さが引っかかってしまって搭載出来きそうにもありません。
梱包を解けば搭載可能かもしれませんが、販売店の方から梱包を解くことは出来ませんとのお達しがあったので軽トラを調達することにします。

軽トラの準備が出来ない方は、レンタルで借りるのがオススメです。
僕が調べた中では、一番安かったのがマツダさんのレンタカーです。
車両があれば1時間前から予約できます。
軽トラがあることはまれなので事前確認は必要だと思います。
6時間で4200円でした。

さて、軽トラを借りて何とか無事回収してきました。
友人達4人に手伝って貰って地面に降り立ちました。

中華バギー降り立つ

ぱっと見は大きなダメージも無く、無事到着したようです。

中華バギー降り立つ

まぁ、よく見るといろいろ突っ込みどころは満載ですが、値段を考えれば仕方ないと思います。

それにしても、この鉄枠ですが・・・

鉄枠の曲がり
恐ろしいぐらい曲がってます。

ずいぶんと大きな力が加わったように感じますが・・・
ここに来るまでにすごいドラマがあったんだろうなぁ・・・と思わず、コイツのこれまでの長旅の苦労をねぎらいつつ梱包を解いていきます。

見た目は鉄枠が曲がっている以外に本体はダメージはないようです。

ちなみに、登録用書類は段ボールの荷札と一緒になっています。

登録書類
間違っても捨ててしまうことがないようにしましょう。
ちなみに、再発行は出来ないようなことも書かれていました。

さて、車両の組み立ての方ですが組み立てに必要な工具などは一式そろっています。

車両に付属の工具など

写真右上の、T字とスパナは自前の工具ですが、袋に入っている物は本体に付属の工具です。
実は、突枠を外すために自前の国産工具を使って回そうとしましたがボルトは13mmですが国産13mmのスパナでは合わないという事態が発生。
計ってみると13.5mmでした

いきなり大陸規格を思い知らされました。
ちなみに、同梱されていたスパナはちゃんとフィットしますw
きっとチャイナ規格なんだと思います。

鉄枠を撤去した後は、フロントバンパーですが
ここでも大陸の大らかさが出てしまっているのか・・・

フロントバンパーのずれ

大陸では、修正して取り付け可能な範囲は誤差の範囲なんでしょうね。
従って1センチから2センチ程度は、なんとか修正可能なので問題のない誤差です。
ちなみに、このままねじを締めたら確実にねじ山をなめると思います

メッキの質も不安なので、あまりたたいたりすることが出来なさそうなので万力を使って縮めることにしました
マニュアルにもバンバーはそのままでは、 取り付けできないことが多いので修正してくださいと書かれていましたのでこういったことはデフォなんでしょう

ハンドルのネジ取り付けも不安でしたがこちらは、難なく取り付けることが出来ました

続いてバッテリーの接続です。
バッテリーはシートの下に搭載されていますので、シートを取り外す必要があります。
シートは、後ろにレバーがありますのでレバーを引いて取り外します。

バッテリーの接続

接続前に電圧を測ってみましたが、電圧は12.8Vでした
全く問題無い電圧なので、そのまま接続してみます。

接続後、正しく電源が供給されているかはキーを回してみるとわかります。
メーター内のNが 光り、ウィンカー、ホーン、ブレーキランプなどが作動します。
これも問題無く作動しました。

最後に、燃料ホースをキャブに差し込むのをお忘れ無く
付属してきたマニュアルにはどこにも記載はありませんが、僕のは燃料ホースは抜けていました。

その後、燃料ホース取り付けを確認してガソリンを入れて 燃料コックをONにすると燃料がキャブレターまで流れます。
僕は最初なので、1リッターほどしか入れなかかったためか、燃料がキャブレターまで到達できなかったので車両を揺すってやることで流れ出しました。
もしかしたら遺物が混入していたのかもしれません
いずれにしても燃料タンク内は見えないので、 燃料が流れたのでよしとします。

燃料は燃料ホースの途中にあるフューエルフィルタのところが透明になっていたので流れているか視認できます。
後は、キーを回して、ブレーキを握り、キルスイッチが OFFなことを確認して、イグニッションスイッチを押せばエンジンがかかります。
僕のも燃料が流れずにかからなかった以外は問題無くエンジンがかかりました

僕のマシンは少しアクセルを開けないとストール気味です。
この辺はキャブの調整をしましょう

 

もう少し苦労するかと思ったのですが、とりあえずエンジンまでは問題無いようです
ただ一点だけちゃんとした「マニュアルが付いてます。」とうたっているのですが、これはアテにしない方が良いようです。
僕のマシンに付いてきたマニュアルは、そもそも別のマシンの説明しか書いていません
入れ間違えたのか、それともどの車両もそうなのかはわかりませんが、マニュアルはアテにはされない方が良いと思います。
燃料ホースの接続についても書かれていませんでしたし
ただ、ここまではそれほど難しい作業ではないと思います

まぁ、どちらかというとこれからまともに「走る、曲がる、止まる」が 苦無くできるように調整するまでが一番難しい作業なんでしょうね。


納車まで日があったので法定規則や税金関係などをまとめてみました
記事にしてありますので、そちらもご参照ください。

ATV(バギー) ミニカーについての法令規則、税金、保険、維持費など

 

バギー到着後は、中国製ということもあり車両整備は念入りにやる必要があります
僕の買ったCJ BEETさんでは、初期不良は10日以内に申告しなければいけないようです
さすがに10日となると平日仕事をしているのでなかなか時間が取れないので、到着したその日中に終わらせる必要があります。

他の諸先輩方も書かれていますが、中国製の車両はそのままでは乗れません
ましてやそのまま公道に乗り出すというのはなかなか厳しい物があると予想されます。

まずは、開封して所定の確認を終えた後、エンジンの始動と走行テストを行った後車両整備を念入りにやる必要があると思っています
その下準備として、ガソリン携行缶を購入しました

ガソリン携行缶

燃料がないとエンジンの始動も出来ないですしね。
携行缶は近所のホームセンターで、2480円の特価品でした

基本的には燃料だけあればエンジンは始動すると 思いわれます・・・
トラブルさえ無ければ

諸先輩方のブログを読んでみますと、最初から入っているオイルがまっくろ黒かったとか緑色だったとかなんともエンジンに良くないようなことが書かれてありますので、携行缶と一緒に安かったオイルを購入してみました。

4サイクル専用モーターオイル

当日はオイル交換まで出来れば良いなと思っています。
あんまりオイルのことは詳しくないですが、得体の知れない緑色の液体 よりはマシだろうとホームセンターで安かったのでそれを購入。

購入したのは SJ 10W-40

10W がオイルとしての性能を引き出せる温度。
この数字が低いほど、寒冷地でも始動性が良くなるのではないかと。

後ろの40は、オイルの粘度。
数字が高いほど動粘度がさらさらなオイル。
さらさらとかどろどろとかは結局自分のエンジンにマッチしないオイルでは仕方ないので、数字が高ければなんでもいいっていうのはおそらく中華エンジンには通用しない物と認識しています。
この辺もこの後調べていきたいと思います。

最初のSJというのがいまいち何を意味しているかわかりませんが、追って調べてみることにします。

ある意味デリケートな中華製品なので、 別の意味で気を遣いますね。

さて、無事走り出すことが出来るのでしょうか


ATV とは All Terrain Vehicle の略称で、全地形型車両と称される車両です。
エンジンがあって自走できる車両となりますので、公道を走る場合は道路交通法に従う必要があります。

購入前に必要になりそうなものをまとめてみました。

 

車両の区分

僕の買ったATVは、48ccのバギーです。
二輪ならばいわゆる原付きと言われるジャンルですね。
バギーは4輪の車両となりますので原付きバイクとは別の「ミニカー」という区分になります。

ミニカーの定義は下記の内容です。

  • 三輪以上の原動機付き車両で、全長2.5m以下、全幅1.3m以下、全高2.0m以下であること。
  • 総排気量は20cc以上50cc以下、または定格出力が0.25kW以上、0.6kw以下の原動機をもつこと。
  • 車両の形状
    1.左右の車輪の距離が500mmを超える3厘以上の自動車
    2.左右の車輪の距離が500mm以下で車室を有する4輪以上の自動車
    3.左右の車輪の距離が500mm以下で車室を有する3輪の自動車
    車両の形状は上記の1~3の条件のいずれかが合致すること

このようなことからトライク(バイクを三輪にしたような乗り物)もこのミニカーに区分されます。

ミニカーはバイクではなく、自動車と見なされます。
そのため基本的にバイク はミニカーより交通弱者となります。

 

法令規則

ミニカーにおける道路交通法です。

  • 法定速度は時速60km。 (ただし道路標識に準ずる)
  • 一般道は走行可能となるが、高速道路および自動車専用道路は走行することが出来ない。
  • 原動機付き自転車ではないため、2段階右折の義務はない。
  • バイクとは異なり、自動車のためヘルメットの着用義務はない。
  • 普通自動車とは異なり、車検を受ける必要はなく、またシートベルトの着用の必要もない。
  • 運転免許は、普通自動車免許(AT限定でも可)が必要となる。
  • 車庫証明は不要。

50cc以下ではあるが、自動車のため原動機付き自転車免許、および2輪免許では運転できないので注意が必要です。

ナンバーの発行は役所で発行することになります。
これは原動機付き自転車と同様です。

 

税金・維持費

税金

必要となる税金は下記です。

  • 自動車税が年額約2500円程度必要になります。(地域、税率により値段は変動します)

基本的に必要となる税金は上記のみとなります。
重量税などは車検が無いためかかりませんし、車庫証明も必要ありません。

保険

自賠責保険は必ず加入する必要があります。
自賠責のだいたいの保険料ですが、1年8000円程度、2年10000円程度、5年18000円程度となっております。
これは、毎年の事故の数などによって保険料が変わってくるそうです。

また任意保険も加入することをオススメします。
これはすでに自動車をお持ちの人なら自動車保険に付随する特約ファミリーバイク保険などで加入をすることが出来ます。
だいたい年額8000円程度が多いようです。

その他維持費

燃料費が主にかかる維持費となります。
燃費はだいたいリッター20kmぐらいだと聞いています。
後でその辺のデータもまとめようと思います。

その他消耗品(オイル、タイヤ)などもかかりますが、これらは一般的な 車両と同様かとおもいます。

 

費用まとめ、および自動車との比較

ミニカー(ATV) 軽自動車 普通自動車(2000cc)
自動車税(年間) 約2500円 7200円 39500円
自賠責保険 1年 約8,000円
2年 約10,000円
5年 約18,000円
1年 約15,000円
2年 約25,000円
1年 約18,000円
2年 約30,000円
重量税
(購入時と車検時)
不要 2年 約9,000円 2年 1t~1.5t
約38,000円
自動車収得税
(購入時のみ)
不要 購入価格の3% 購入価格の5%
車検 不要 必要 必要
任意保険 任意加入

既に普通自動車があれば
特約加入で済みます。

加入なしであれば原付き保険
ページ一番下に比較サイトで
お見積もり取れます。

任意加入 任意加入
車庫証明 不要 地域によっては必要 必要

一般的な自動車に比べると飛躍的に安いですね。
基本的に税金関係は原付きとおおむね一緒の内容が適応されます。

もし、自動車保険などに加入していないようでしたら下記でお見積もりを取ってみてください。

中華バギー(ATV) の落札購入


バイク欲しいなぁ・・・
そう思って早数年。
近所には山や川や海が満載の茨城。

正直、車で行けるところはだいたい行き尽くしてしまっているので、そろそろ新しいステージに移行すべきとか自分に意味不明な暗示をかけて最近狙っていたのが中華バギー

バイクの手軽さは良いんだけど、普通免許しか持っていない僕にとってはそれがネックで結局購入にまで至りませんでした
免許取りに行く暇も無いので・・・

 

バギーなら転ぶことはまず無いし、普通免許で乗れるし、何より誰も乗っていない
こんなおもしろそうなマシンを見つけてしまったらもはや日を増すごとに募る想い

いつかは欲しいと思っていたのですが、置く場所とかも確保できていないのですぐには買えないなと自制しておりました。
昨日は少し安いなぁと思いながら見守っていたATV。
10分を切っても一向に他の入札者は出てこなかったので・・・まぁ、あり得ないだろうと試しに入札しておきました。

一日体調が悪くて熱もあったのできっとそのせいに違いない

残り時間5分・・・お、もしかしたらこのまま買えちゃうかも
3ヶ月間ずっとリサーチしてこっちはだいたいの相場と底値を調べてある。
安くても5万を切るぐらいだし、こんな価格で終わるはずないよ。
(まだまだ余裕)

残り時間3分・・・あれれ、誰も入札者来ないなぁ
もし購入したら、大きすぎるから運送会社の営業所までしか配送してもらえないから家までの輸送も考えなくちゃ行けない。
まーどのみちこんな価格で終わるはずが
(少し焦りが)

残り時間2分・・・ 落ち着け・・・落ち着けよ・・・
置く場所ってうち無いよな 
ってか場所はあっても屋根がない^^;;
野ざらしってまずいよね・・・
(内心どっきどき)

残り時間1分・・・ちょっまだ心の準備がっ
いやいや確かにこの価格で終わればかなり悔いはないけど・・・だがっしかしっ・・・
( 若干あきらめにも似たすがすがしさ)

こんな葛藤もあって無情にも オークションは無事?終了し、落札することに成功してしまいました。
相場の半額以下。
普段ならすごく喜ぶところですが・・・

物がデカイだけでこんなにも苦しい5分間になるとは思いませんでした

買っちゃったバギーはこちら。

最近14インチタイヤの同型機がでたようなのでそっちにみんな流れたのかもしれない。
僕も良いなと思っていたけど、タイヤの替えが売っていない気がするので確実に売っている12インチのコイツの方が僕には魅力的に映りました。

黒もありましたが、やっぱり赤だよね
正直ぱっと見はカッコイイ。

ずっとまえから中国製のバギーについては下調べをしていました。
やはり中国製なのでそのままではいろいろと爆弾を抱えているようです。
安かろう悪かろうな感は否めませんが、おもちゃだと思って購入してしまえばもういろいろ気持ちはすっきりしましたw

納車は10月20日以降。
予定では10月23日頃を予定していますが、今度はこのブログでこの新しい相棒についても取り扱っていきたいと思います



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