実はこれが結構面倒な作業です。
運転席ドアの車両側とドアをつなぐ蛇腹ゴムはもちろんあるのですが、車両側の部分がハーネスコネクタとなっていて、ケーブルを通す余裕が全く無いのです。
運転席ドアへケーブルを通すためには別の経路を使って通線させる必要があります。
今回のケーブルは、大容量の流れるケーブルですので万が一でもケーブルにダメージが行って被服が剥かれるようなことがあってはいけません。
そのためケーブルを通す位置はかなり悩みました。
結構後部座席パワーウィンドウモーターの入手は難航します。
たぶん、モーター自体売るっていう人がまずいないですし、居ても結構な値段ででます。
僕は近所の解体屋でアベニールの廃車が入ったのも聞きつけて自分でバラしてはずして来ました。
近所に解体屋がある場合は、こういったところを利用すると一番てっとりばやいですね。
で、こちらがいただいてきたパワーウィンドウモーター。
それをリキウィンドウユニットと交換します。
パワーウィンドウに電源を供給するためのケーブルを配線します。
前ページで書きましたけど、モーターへの電源供給はけっこうな電流が必要となりますので余裕のあるケーブルで配線を行ってください。
僕は2.0sqの30Aまで流せるケーブルを利用しました。
まずケーブルを通す前にドアパネルを外します。
後部ドアからの配線は、車両とドアを結ぶ蛇腹ゴムがありますのでこの中を通すと純正と変わらない配線になります。
車両側までケーブルが来たらフロントドアまでの配線をします。
もう、ドアパネルを購入してしまったので後戻りは出来ません。
いいですねぇ、この緊張感。
パネルをゴミにしたくないという強迫観念はあるものの、この時点で運転席の配線図は見ていませんでしたw
まー電機系はどうとでもなるだろうと見切り発車でしたが・・・
配線図集を見て凹みます。
半分以上が配線し直しとなりました。
基本的に増えるのは、後部座席右+信号、-信号と左+信号、-信号です。
ですがハーネスのカタチこそ変わらないものの、アサイン自体はほとんど全部変わってしまいます。
4本ぐらい増えるだけだから・・・と思っていたのですが、以外となかなかやってくれます。
エキスパートを全席パワーウィンドウにするための問題点は、思い付くだけでも結構色々あります。
1.運転席のウィンドウコントロールスイッチが前席分しか無い。
2.後部座席用のパワーウィンドウスイッチも付いていない。
3.後部パワーウィンドウ作動用モーターだって付いていない。
4.後部ドア内張が、リキウィンドウ用のハンドル用の穴があり、パワーウィンドウ用のスイッチ取り付け穴がない
5.もちろん、配線だってされていない^^;;
まー大概1~3まではありきたりで分かるのですが、4は一番悩みましたw
結構準備段階からこのドア内張はどうするか悩んでいました。
穴は埋めれば良いとして・・・でも、スイッチ取り付け用の穴はどこかに空ければいいかなぁ・・・
完成度を求めるならやっぱりアベニール用の内張も買わないとダメだよねぇ。
でも買っておくにしたってでかいし、もちろん他にこんなことやっている人もいなかったので出来るかどうかも半信半疑の中部品だけ買うわけにも行かず・・・
なんだかんだ言いながら気がついたら、ヤフオクでアベニール用ドアパネル内張をぽちっと落札してしまっていたのですがww
良くも悪くもヤフーオークションですね。
全席分購入して、3000円で送料が3000円でしたwww
しかも、全席分のウィンドウスイッチ付きです。
まぁ、悪くない買い物です(ぁ
おかげで俄然やる気というか、完成させなければという強迫観念に駆られるのでしたw
さて、それでは1つずつ問題を解決しながら作業を進めていくことにしましょう。
リキステ(リキステアリング)、リキウィンドウはちょっと前の車だったらまだあった時代があったよね。
パワーステアリングが搭載されていない時代のステアは重くて特に駐車場とかの低速走行中は凹みました。(^^;;
今では、当たり前のパワーステアリング。
もちろん、パワステぐらいはエキスパートにだって標準搭載。
パワーウィンドウだって、標準搭載・・・
※ただし、前席に限るw orz
今時、当たり前になったパワーウィンドウもエキスパートでは後部座席にかぎってはリキウィンドウですw
それはそれで味があるのですが、目指すはアベニールです。
僕の目標に一点の妥協もありません(爆
そんなわけで、前席パワーウィンドウ改め、全席パワーウィンドウを目指します!