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運転席ドアへの通線


実はこれが結構面倒な作業です。

運転席ドアの車両側とドアをつなぐ蛇腹ゴムはもちろんあるのですが、車両側の部分がハーネスコネクタとなっていて、ケーブルを通す余裕が全く無いのです。
運転席ドアへケーブルを通すためには別の経路を使って通線させる必要があります。

今回のケーブルは、大容量の流れるケーブルですので万が一でもケーブルにダメージが行って被服が剥かれるようなことがあってはいけません。
そのためケーブルを通す位置はかなり悩みました。

結局一度車両から外に出すために、運転席のタイヤハウス裏にあるブッシュゴムに穴をあけて車外に通線して、その後運転席ドアまでコルゲートチューブをつかって誘導してあげるのがもっともケーブルに優しい通し方という結論に達しました。

一番可動性のある部分はドアの開け閉めですので、そのときに無理な力がかからない場所はここを通すのがベストと判断しました。

IMGP9497.JPG

ここからは、HIDへの電源やレベライザーへの信号線、デイライトの電源供給、そして先ほどご紹介したドアロックセキュリティーのスピーカーとずいぶん車外へケーブルが通っています。

そのたびにコルゲートチューブが増えますが・・・ブッシュゴムのサイズを考えるとそろそろ限界が近いかな・・・(^^;;
無事、運転席ドアまで通線が出来たら、あとは先ほどアサインを変更した運転席集中ドアコントローラへ配線をするだけです。

配線をして電源を入れるときが一番緊張しますね。

 もちろんアサイン変更したときはテスターで配線のチェックをするのを忘れずに行ってくださいね。
パワーウィンドウの電源配線なんか間違えると間違えなくバッテリーは逝きます。
たぶんバッテリーとパワーウィンドウは大容量のリレーが入っていますので短絡させると大電流が流れます。

この部分は本当に注意しながら作業してください。
チェックが終わったらあとは配線をして動作確認をします。

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