今回で成功記も7回目です。
ってか、記事のタイトルに「出来る!」とか言いつつホントに出来るのか!?
いえいえ、ちゃんと出来ます
本日、無事フットブレーキ化完成します
さて、それではそんな組み付けをしていきます。
上が前回までにできあがったブレーキユニットです。
今回は前回とマウントポジションが変わっています。
組み付け歯まず、ステップを外すところから始めます。
前回はステップボード補強上だったのですが今回はステップボード側に取り付けます。
これも前回の問題点だったのですが、エンジン側面部とのクリアランスが1~2ミリしかないのでさすがにクリアランスが無いのも問題だろうとマウントポジションを変更しました。
これによって5mm以上のクリアランスが確保されます
今回のマウントポジション
取り付きは以前までと同様なので、省略。
で完成した姿がこちら。
上からはこんなかんじ。
ボルトとかあたってそうですが、ちゃんとエンジンの下部分ですので干渉は一切ありません。
ヴァルヴァロ号を横から見た感じはこんな感じ。
なかなかサマになってんじゃね??
前回の問題だったしなりですが、今回はほとんどありません
1ミリ程度のベース自体の動きはありますが、この程度のゆらぎはある意味必要な動きかなと。
逆にがっちりしすぎるともろくなったりする物です。
ただ以前など比較にならないほどのがっちり感で、構造的に金属疲労など起きる余地は無いと想われます
さすが曲げ加工。
これは今後も使っていこう。
ただ、曲げるのにガス使うのは面倒だなぁ・・・
で、問題は乗ったときのフィールです。
うんとねぇ・・・
僕のマシンの操作って右足がクラッチで独特だったのですが、もはやそれが普通に操作できるぐらいにまれちゃったわけなんですね・・・
そりゃもうぎこちないったらありません。
まぁ、慣れの問題なんですけどね。
左手で握るクラッチがどうにも慣れん・・・
ただ、操作自体になれたら一切問題無いですね
踏みしも、遊びも、重さも、戻りもかなり理想的な動作だと思います。
あーやっとおわったーよー
ってかなげーよって自分で思ってた・・・
だって、実際作業していたのは失敗も含めて2ヶ月ぐらい楽しめたよ??これ。
地味に幾度もの失敗を繰り返したし
まぁ、お陰で誰でも乗れるマシンになったと思います
ただずいぶん満足のいく物ができあがった
これでほとんどのマニュアルが乗れる人は誰でも乗れるマシンになったと思います
次回はこれらの改造に隠れた他の改造ポイントなんかも書いていこうかな。
フットブレーキは最初から難題だと思っていたけど、ここまで粘るとは思っていなかったなぁ。
まぁ、こんぐらい歯ごたえのあるヤツも悪くないけど
というわけで、ブレーキマウントベースを作り直しです
強度を上げるためには、鉄板を厚くするか、曲げ加工をして補強をすることです。
まぁ、難易度は上がるけどもちろん僕は後者を選びます。
重いのも、邪魔なのも後が大変なので
まぁ、試作品を作ったと思えば気も楽です。
ついでに、記事ではそれほど触れていなかったけど不満も一挙に解決させていきます
切り出したのはこんな感じ。
曲げ加工をする分、少し鉄板が変な形をしています。
まず不満点
ブレーキペダルの位置は良かったのだけど、ベースの位置が少し前過ぎ。
まぁ、操作に支障がある程度では無いのだけど出来るだけ後ろの方がよさげ
そんなわけでその位置を補正して穴開けをします
そのまま写してよい穴の位置のみ転写させます。
いよいよ今回のテーマの曲げ加工。
この長さで、3mmとなると多少たたいた程度では曲がってくれません
というか曲がったとしても綺麗に曲げられる自信が無いのでバーナーであぶりながら曲げます
それにしてもマスタシリンダーのピストンを押し込む力だけで3mmの鉄板をしならせるんだから凄いよなぁ・・・
それだけ力が加わっていると言うことなのでしっかりしておかないと後が怖いよね
はい、というわけで綺麗に曲げ加工が出来ました
3mmの鉄板もですが、さらにこれは曲がる気が致しません
で、塗装してきました。
次の不満点
ブレーキセンサーアームがセンサースイッチと垂直関係でない。
というわけで、これも曲げ加工を行います。
といっても、こんなペナペナなステンレスなら軽くひっぱたいてやればあっという間です
ステンなので地金が出ようが多少のことなら錆びないので、多少雑に目的達成を最優先させます。
これはどうゆう形状になったかというと、アームに沿うように曲げてブレーキマウントベース側に引っかけるポイントをずらしました。
ペダルのアームにピッタリ沿うようにしました
これによって、センサーのスプリングのねじれを解消します。
あとはネジロックをしっかり付けてがっちりとアームを固定すればペダルの完成です
今回のはさすがに試作を経ているだけあってなかなかの完成度だと思います
前回の気になっていたポイントも全て改善しているのですっきりとしました。
今日は気持ち良く眠れるぞーっと。
次回は三度目の正直、実車組み付けです。
今度は無事何事も無いことを祈って・・・
一番最高で緊張の時間、実車投入の時間がやってきました
今回のフットブレーキは、色々念願だったのでかなり自分の中でかなり思い入れが強い改造ポイントです。
とくに、今までは操作系が独特すぎて誰も乗れなかったマシンがこれで汎用車の仲間入りです。
まぁ・・・完成すればですが
まずは取り付け位置をちゃんと整備します。
ステップボードも補強も作り直して心機一転です。
今回作った部品群です。
出来るだけシンプル構造を心がけたので、こんな感じの構成です。
まずはマスターシリンダーとの接続です。
抜け防止の穴開けボルトでしっかりとシリンダーアームと接続します。
ニードルベアリングにしっかりとグリスの注入を忘れずにたっぷりと。
やり過ぎじゃね??ってぐらい塗りたくります。
あとはペダルを取り付けます。
ニードルベアリングにグリスが注入され、なめらかに稼働するようになります
もちろんこのシャフトにも抜け防止のrピンを入れるのも忘れずに。
次にフットブレーキベースにマスタシリンダーを固定します。
続いて最後まで悩んだ、ブレーキセンサー。
この取り付けでは、センサーのバネの力でフットブレーキを持ち上げる力が働きます
どうせ付けるのならちゃんと構造的に利点の多く、無理の無い取り付け方をしたいとずっと悩んでいました。
これによりマスタシリンダーに相乗して戻る力を付加します
どうせ付けるのならこういった仕組みに負担がかからないギミックがいざという時の故障率に影響するハズ。
最後にフットブレーキベースをステップボードに固定して・・・
ハイできましたー
なかなか良い感じです。
踏んだところ、踏みきってもステップボードに付ききらないちょうど良い踏みしろです
少し乗ってみましたが、足で踏んだフィールもなかなかです
重くも無く軽くも無い。
今度は最低地上高がどうのという心配をするまでも無くステップボードより下には一切ギミックを付けていませんので何も心配はいりません
まさに完璧です
と言いたいところですが・・・
はぁ・・・
まぁ、これは試作という位置づけでしょうか
前回ほどは間抜けでは無いですが、今回もやっちまってます
厚さ3mmで作っていた、フットブレーキベースですが・・・
ブレーキを力を入れて踏み込むとしなります
現象の考察ですがフットペダルから垂直まっずくにマスタシリンダのピストンを押し込みます。
ここでの力は垂直方向に働いています。
しかし組み付けが片側で行っていますので、力場が斜め上に働いてしまっているようです
従ってブレーキベースをしならせてしまっているようです
これは予想していなかったなぁ・・・
まぁ、当面は問題は無いとは思うんです・・・
3mmの鉄板ですし、千切れるまでにはずいぶんな回数力をかけなければならないはずです。
ただ、有限だと確実にわかるところが気に入らない
これは金属疲労を誘発する強度計算ミスです。
これじゃあなぁ・・・
ブレーキじゃなければここまではこだわらないけどブレーキは絶対にダメだ
というわけで、動作には支障は無いのですが作り直しです。
しかし問題は対策だよねぇ。
単純に鉄板を厚くするのは簡単だけど・・・
重量増になるしスペースの関係でこの位置にあまりでかい重量物を置きたくない
それにエンジンとのクリアランスも数ミリレベルでギリギリです
しかも重量物を付けるとメンテナンスも色々大変だし・・・
あぁーしかしフットブレーキ化は長い道のりだなぁ
オラ、ワクワクしてきただ
ヨシ絶対に納得のいく物を作ってやるぜ
フットブレーキとは関係ないのだけれども、最近フライホイールと発電系に興味が・・・
先日B太郎さんからもアドバイス頂いたエンジンの制震補強でダメージを受けるてしまう件もそうなのですが、ちゃんと考えなきゃなーとおぼろげながらにずっと頭で考えています
そもそも振動が酷いからといって、力で押さえつけようっていうのが問題なのですよね
だいたい強引にやってもロクな事にはなりません。
制震で壊れてしまうのならエンジン自体の振動をどうにかするのが一番
とか言っても一番の問題はバランスの取れていないフライホイール。
とりあえず、今は実験段階でいろいろやっています。
これらの報告はまた後日。
もしかしたら僕のエンジンは結構振動していない方なのかも知れない・・・
さて、フットブレーキ化その4です。
前回、プレート切り出しているけどそんなデタラメでいいの??
とご質問を頂きましたが、デタラメじゃあないんです。
とりあえずはイメージをその辺の段ボールを使用して形にしています
ダンボールはヤフオクをやっているとたいてい事欠きません
こうゆうときに消費しておかないとかさばって仕方が無いので、気になったらとりあえず作る。
これだだいたいイメージがつかめます。
ちゃんと採寸はしておかないとあとでちゃんと組み付かない!?とかよくありますので慎重にやっております。
完成のイメージと実用に問題が無いかも出来るだけシュミレーション。
まぁ、フットブレーキ失敗記のようにそのシュミレーションが甘いとあんな結果になりますのでイメージを膨らますことが大切ですね
まぁ、これらは作る前は必ず行う作業の基本例として。
そもそもが長い記事なので、中略は良くやってます。
わからないところがあれば挨拶がてら掲示板にでも書き込みしてください
では前回の続きから。
何とかブレーキセンサーのアームを攻略したわけですが、センサー自体の取り付けアームです。
ブレーキセンサーには、スイッチの感度用のアジャスターがついていまいのでそれをアームで支持します。
16φの穴なので16.5φあたりのノスドリルでちゃちゃっとあけます
あとはマウントベースに余分な部分がありましたのでその部分を曲げて強度アップを図ります。
あとは前回、フットブレーキ失敗記で使った、ステップボード補強部分に穴を空けてしまいましたので、それを治します。
というか、新しい物を作ってきます
鉄板切り出して、穴開けるだけなので30分もかかりません
これで、切れ込みの無い綺麗な補強板が出来ました
あとは、これら全てにブラックの塗装を施して完了です。
次回はいよいよマシンへの組み込みを行います
今度こそはちゃんと機能するのか
最近雨ばっかりでイヤですねぇ
しかも湿度があるから蒸し暑い。
早く梅雨去ってくれないかなぁ。
さて、前回はフットブレーキベースまで製作しましたが、その続き。
問題のブレーキセンサーの取り付けを考えてみます。
フットブレーキペダルを眺めていても引っかけるアームが出てくるわけじゃないのでね。
この手の改造で僕が悩むのは、一番は強度。
その場限りの取り付けや引っかけなら造作も無く出来るけど、恒久的な強度を考えるとほんの少しの無理な構造は避けたいものです。
このブレーキペダルには、取り付けられそうな穴はこの辺っきゃないけど・・・
この位置に引っかけるのは無理がありますよねぇ・・・
引っ張りという力が加わるということはその部分の組み付け強度が問題になります。
で、考えに考え抜いた引っ張りアーム形状がこちら
なんてこと無いL型のアンクルを軽く加工しただけのアームです
これで、ペダルの支点をこの小さなアームの支点にも利用できる形状にしました
力点である、センサースプリングに力が加わっても支点が力を受けくれるので金属疲労が発生する隙もありません。
一応腐ってもステンレスのアンクルだしその点も問題無いでしょう。
ワッシャーとかも組み付けてしっかり強度のあるように組み付けます
といっても、また取り外すのでとりあえず固定できる程度の組付けです。
ボルトも短いようですし
あとは適当にセンサーユニット自体をブレーキマウントベースに取り付ければ大丈夫そうですね。
面倒なのは、このセンサーが16φの口径ってことでしょうか・・・
ドリルの歯を探すのがちょっと面倒ですね。
13φまでは一般的なドリルがありますが、それ以上になるとノスドリルが必要になり流石にあまり使わないのでしまい込んであります。
まぁ、最近雨ばっかりでドリルの整理にはもってこいかも知れない・・・
とりあえず、ブレーキペダルは何となく決まったけど・・・
問題は取り付け用のフットブレーキベースです。
難しいポイントは、次のような感じ。
- 車両への取り付けを簡単に
- マスタシリンダとペダルの組み付け強度の確保
- ブレーキセンサの取り付け方
マスタシリンダとペダルはある程度位置が決まってくるのでそれを基準に考えればブレーキ自体はそれほど難しいことではありません。
地味に悩んだのはブレーキセンサの取り付け
バギー用の一般的なブレーキセンサーは引っ張っている間、回路がONになるスイッチです。
従ってこのパーツをそのまま使うのなら、引っ張られているときONになる取り付け位置を考えなければなりません
とりあえず、一度作ってみなきゃ問題点もわかりゃしないじゃん
ってわけで、鉄板を切り出してきました。
今回は3mmの鉄板を使用しました。
3mmあればおそらく大丈夫でしょう。
まずは、マスタシリンダとペダル取り付け穴、そして車両への取り付け穴です。
構造自体はとてもシンプルに出来そうです
ニードルベアリングが上手く働くか、ペダルの組み付けをしてみます。
ナットをがっちり締めてもニードルベアリングがあるので、ペダルが全然重くならずスムーズな動きです
さすが日本が誇る精密加工。
余っていたのでダブルナットにしてみましたが、これでは緩み防止に一切効果がありません
ブレーキのメインシャフトにこんな加工では怖くて乗っていられないのでちゃんと抜け防止対策。
ボルトやナット、ワッシャーを全てステンレスに変えて長寿命化。
ナットに切れ込みを入れて、さらにRピンをはめられる穴をボルトに空けて信頼性アップです
あとは余分な長さのボルトをカットすればこの部分はほぼ完成です。
しかし問題はブレーキセンサーだよなぁ・・・
このブレーキペダルご覧の通り、一切上から引っ張るような引っかかりは一切無い構造していないのですよ
いっそ踏まれたらスイッチONになるセンサーでも取り付けた方が早いのかなぁ・・・
悩むわ。
えー前回の失敗をバネにしてより一層の高みに上り詰めます
僕の相棒には既製品などという選択をしたからでしょうか・・・
取り付け後あっという間に一蹴されてしまいしまた
ってわけで、もう既製品には頼らない!
やっぱりオンリーワンを目指さなきゃです
そんなわけで、買っちゃったのがこちら。
ヤマハさんのTZR250のブレーキペダルです
どうしてこれを選んだかって?
フィーリングです
根拠もなんもあったもんじゃありません。
あえて言うなら綺麗そうで、安かったからでしょうか。
ちなみに一緒に映っているニードルベアリングは、ペダル購入後に買いました
ベアリング大好きな僕としては、プレーンベアリングよりニードルベアリングを選びたかった
まぁ、一つぐらいこだわりを持っていたいものですからな
ニードルベアリングはNTN社製 HMK1015です。
今回はこのブレーキペダルを利用してフットブレーキ化を目指します
今度こそはやってやります
今のところ最低地上高などには設計上関係ないハズですし・・・ ないよなぁ・・・駄目な要因とか。
まぁうだうだ行ってても仕方が無いので早速製作に取りかかります
とりあえず、加工ですがニードルベアリングのサイズを補填するためにワッシャーを削って自作します。
右が元々のワッシャで、左が外径を削ってきたものです。
これを合体させて・・・
そして、ワッシャの組み付け
これで、M10のネジを軸にしてやろうっていう魂胆です。
いきなりペダルの製作をスタートさせてしまったのですが・・・
ペダルはともかくフットブレーキベースが問題
出来るだけ脱着も簡単で、邪魔にならず。
そしてメンテナンス性がよい取り付けにしたいと思っています。
なんとなくおぼろげなイメージは出来ているのですが・・・
ん~なやむ~
もうホントこのマシンのブレーキラインのエア抜きは時間ばっかりかかっていっこうに先に進まないので大っ嫌いです
エアーが出なくなって、少しブレーキラインも堅くなったかなぁ・・・と思っても時間が経つとスッカスカ
もしかして僕のやり方がわるいんじゃね??
ってずっと思っていたんですが、どうもその構造に問題があるような気がしてなりません
ホースが透明でも無い限りエアがどこにあるかはわからないので結果憶測でしか今のところ語れないのがどうにも歯がゆいです。
普通にシュコシュコ抜くだけだと何度やってもダメ
そんなわけで方法を変えてキャリパー側からフルートを入れる方法に切り替えます
この方法は「中華バギーとの付き合い方」で紹介されている方法を元に作業しました。
まずはブレーキラインから綺麗にブレーキフルートを抜きます。
キャリパーの中からもフルートを抜いておきました。
次にブレーキのラインを全て組み立てて、マスターシリンダーを高い位置に置きます。
写真ではすべてが石の上にのってますが石の高さ約90cmほどあります。
キャリパーは石の下に置いてマスターシリンダーは高い位置にセットします。
このキャリパーからのフルート入れにおいてこの高さは一つのポイントなんだと思います。
ポンプボトルにフルートを入れますが、写真の程度の量では全く足りません
さすがにキャリパー二つにリザーブタンクを満たすわけですから、このボトルにして3分1以上から半分程度の量は必要になります。
後は下に置いたキャリパーの片側のブリーダーバルブに繋ぎフルートを入れていきます。。。
このときエアが混入しないようにポンプを慎重にゆっくりと操作することがポイントですね
とまぁ、これで本来は上手くいくはずです。
それでも、僕の場合は上手くいきません
いったい何が違うんだ・・・
思いつく範囲で憶測でを巡らせると問題はダブルキャリパー構造なのではないか??
たぶんキャリパーが一つだったら何の問題も無かったと思います。
しかしダブルキャリパーのこのブレーキはホースの中間で二股に分かれるという構造。
仮に下からフルートをいれていっても片側が満たされた後、ラインの途中で二股になったのではそこからもう片方のキャリパーを満たそうとします。
これでは結局上からフルートを満たそうとしているのと大差変わらないですよね
このユニットで二股にしますが、どうにもエアの抜けが宜しくなさそうな形をしているような気がしてなりません
おそらくはこの構造が悪さをしてエアの抜けの悪さを引き起こしているのだと思います。
下から入れても、上から入れても全く駄目駄目なブレーキユニット。
結局上の仮説を証明するように下記の方法で一発でエアかみのないラインを作り出すことが成功しました
まず、ブレーキラインを組み立てます。
これは上の手順と一緒です。
ただ、ここからが違います。
上で紹介した二股ユニットで左右のキャリパーにラインを分けていますが、ここで一手間かけます。
右でも左でもどちらでもかまわないですが、最初にフルートを満たすキャリパーを決めます。
決めたら、二股ユニットのバンジョー部分を緩めておきます。
そしたらそのキャリパーのブリーダーバルブに先程のポンプを繋ぎフルートをポンプで入れていきます。
ある程度フルートを入れると緩めたバンジョー付近からフルートが漏れ出します。
そうすれば今フルートを入れたキャリパー内はフルートに満たされたはずです。
二股の所のバンジョーをしっかりと締め、ブリーダーバルブからポンプを引き抜きブリーダーバルブを閉めます。
次にその反対側のキャリパーから本格的にフルートを入れます。
これでリザーバータンクを満たすほど入れば、ほぼエアかみの内ラインができあがっています。
数回ピストンをすればもうガッチガチです。
大型バイクもダブルキャリパーの車両もありますが、あの手の車両ってだいたいマスターシリンダーの根本付近からバンジョーを使って二つに分けています。
まぁあれなら構造的に上からフルートを入れてもマスタシリンダーから均一にラインが別れていればエアがかむって症状も少なくなりそうです。
もしかしたら、このTの字を模した二股ユニットもY字であればずいぶんエアが抜けやすいかも知れませんね
何にしてもエアかみの問題についてもずいぶん原因が見えてきたのは何よりだったと思います
さて、今度は新しいブレーキユニットを着手するぞっと。
最近学生時代に立ち返ったかのように勉強をしています
今思うと勉強出来るって幸せなことだったんだよねぇ
とはいっても、目的も無く嫌々やると途端につまらなくなるのだけれども
最近はちょっと面白いわ。
今日はスーパーマーケットで豆乳が全品特価でした
豆乳好きの僕としてはスルーできないっす。
で、購入してきたのが・・・
とう・・・にゅう??
最近の紀文さんはどうも迷走してしまっているのでしょうか・・・ちょっと前にはマンゴーとかもあったような・・・
ちなみに味の方はと言いますと
駄菓子屋であったラムネ菓子をそのまま豆乳で溶いたような味かな。
まぁ、普通の調整豆乳が一番好きだな、ウン
さてさて、どうでもいいネタはほどほどに改造ネタ。
その前に最近お約束のメッセージを
ご注意 こちらの記事は、僕のバギー(ローダウンタイプバギー)には残念ながら最低地上高の問題で実用になりませんでした。 したがって、ローダウンしたバギーに同じ手順で進めることはオススメ致しません。 詳細の失敗の内容はこちら >> 中華バギー(ATV) フットブレーキ化 失敗してました orz 車高が十分である車両に対して施す場合には問題無いかと思います。 その点ご注意の上、記事を読み進めて下さい。 |
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前回までにあらかたブレーキマウントベースが出来ましたので、それを組み付けてみます。
Uボルト3点止めですが、それほど締め付けなくてもかなりの強度で一切のガタはありません
しかしUボルトでの固定なのであまりきつく締めすぎると、フレームのパイプが変形する可能性があります
あくまで緩まない程度にしっかりと組み付けますが、余計なトルクで締めすぎないように。
もちろんネジロックも忘れずに
別角度からも
続いて、ブレーキペダルの支点となるM16のボルトを通します。
こちらもネジロックを付けてがっちりと固定します
次にマスタシリンダーを、シリンダステーに固定します。
あとは、それをブレーキマウントベースに取り付けます。
ブレーキペダルを取り付けます。
このままではマスターシリンダーからのピストンアームが足りませんので、アームを延長します。
高ナットを利用して、延長してこの部分でブレーキの踏みしろを調整出来るようにしました。
あとはその高ナットの先に全ネジを入れて、元々マスタシリンダーについていた取り付け金具を入れます。
M16のフットペダル支点のネジの先には、割ピンを入れられるように貫通穴をあけナットの頭も少し加工して脱落防止をしました
これでどんな振動でもこれ以上は緩みません
同じように、ブレーキマスタシリンダの取り付け金具用の取り付けネジにも施します。
このネジはステンのM6ネジに、φ1.5の穴をあけるのですがなかなかに開けるのが難しいです
細かい穴は、ドリルも小さいので油断するとすぐに折れます
センタードリルでしっかりセンター出しをして、ゆっくりとボール盤で開けていきます。
あとは、写真右上にあるRピンをさせば脱落防止になります。
はい、これでギミック部分は全て完了です
あとはブレーキセンサーだのリザーブタンクの設置だのがありますが、これは写真を撮る前に失敗に気がつきました
というわけで、ここは省略します。
今回で失敗記は最終回です。
ここまでは設計を間違えなければ手を動かせば出来る事ばかりですが。。。これからは僕の一番嫌いな作業
ブレーキのエア抜きです
色々な方の助言を頂きまして何とか一発でエアを抜くことが出来たので、その方法を次回書いていきます
エア抜き編に続く。。。
ご注意 こちらの記事は、僕のバギー(ローダウンタイプバギー)には残念ながら最低地上高の問題で実用になりませんでした。 したがって、ローダウンしたバギーに同じ手順で進めることはオススメ致しません。 詳細の失敗の内容はこちら >> 中華バギー(ATV) フットブレーキ化 失敗してました orz 車高が十分である車両に対して施す場合には問題無いかと思います。 その点ご注意の上、記事を読み進めて下さい。 |
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あらかた主要なパーツは見えてきました
今回からバギーへの現物合わせをしながらパーツの作り込みを行っていきます
まずは何より作業の障害になるであろうパーツの取り外しです。
フットクラッチユニットとそのステーの取り外しです。
なんだかんだで慣れてしまうと悪くない仕組みだったと思います
操作感も今では板について、比較的面白いギミックだったなと
ただ単に自分だけが乗るのだったら全然この仕組みで良かったのですが・・・
自己中改造ばかりだと技術の共有化も図れないので、泣く泣く撤去です
楽しく乗れて。
ガシガシいじって。
結果こうなったよ
っていうのを、自分以外の人にも乗ってもらえるっていうのができたらいいね
今までありがとう、フットクラッチユニット
さて、ただの部品に感傷的になってても仕方有りませんので作業を続けます。
バギーのフレームにしっかり安定して取り付けが出来るように鉄板を加工してきました
取り付けはUボルトですので、そのの取り付け穴とフレームパイプとの干渉を避け密着性を高めるために鉄板を軽く曲げてきました。
まず軽く固定できるようにUボルト1本分となる2つ穴です。
前回まではエンジン側からの挿入を検討していましたが、エンジンオイルの交換が面倒そうなのとエンジンのメンテナンス性が著しく悪そうなので後ろ側からマウントする方法に変えました。
形状的には何の問題もなさそうです。
一番このマウントステーの固定方法で悩んでいたのですが、固定はUボルトを使うことに決定
フレームパイプに対して3点で取り付けをするだけでかなりの強度で組付けが可能となります
といっても、でたらめな穴空けでは組み付け強度が落ちますので、しっかりと位置を見定めながら現物合わせを十分に行って罫書きを入れます
Uボルトを一点止めてみました
マウントステーは形を独特な形状にすることで、フレームをしっかりと抱え込みフットペダルからの力を逃がすようにしてあります。
これだけでも下にかかる力には十分の強度があります。
後ろ側から見たマウントステーです。
っとここで、フットクラッチ部分の残りの部品の取り外しを行っていると・・・
違和感に気がつきました
この初期の頃につくったエンジンマウント補強部分です。
これをよーくみますと。。。
あちゃークラックが入っちゃってます
おそらくエンジンの振動に全然耐えられていなかったのでしょう
間に合わせで余っていたアンクルを使っていたので強度が無いことはわかっていたので仕方が無いですね。
これはあとで作り直すとします。
さて、ブレーキの方の続きを。
何度か借り当てをして、フレームをしっかりはさめる位置に穴を開けました
あと、フットブレーキの支点となる位置にM16のボルトが入りますのでφ16.5の穴を開けてきました
左側の小さなプレートは、マスタシリンダーの取り付けステーです。
メインのブレーキマウントステーにネジ2本とUボルトネジの3点で固定されます。
マスタシリンダーからフットブレーキペダルの取り付け位置までのアームがフレームなどに干渉しないようにびみょーにに曲げてあります。
出来るだけストレス無く取り付くように
この辺はさじ加減程度で。
油断するとすぐに錆びますので、しっかりと黒の塗装を施してなかなかシックなステーになりました
とりあえずこれで、ステーの類いは完成しました。
次回は車両への取り付け編です。
その4へ続く
ご注意 こちらの記事は、僕のバギー(ローダウンタイプバギー)には残念ながら最低地上高の問題で実用になりませんでした。 したがって、ローダウンしたバギーに同じ手順で進めることはオススメ致しません。 詳細の失敗の内容はこちら >> 中華バギー(ATV) フットブレーキ化 失敗してました orz 車高が十分である車両に対して施す場合には問題無いかと思います。 その点ご注意の上、記事を読み進めて下さい。 |
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さて、それでは工作の時間です
まずはグラインダーで、鉄板を切り出してきました
厚紙との比較して、若干密着性を向上させるために切り込みの部分を弧を描くようにカットしてみました
さすがにグラインダー一本でこれをやるのはきついですね
あとはフットブレーキペダルを加工します。
ペダルは既製品なんだから、加工の必要なんか無いじゃない・・・と油断しているといやいや実はこのペダルにも問題点が。
こんなにもひねくれ者なのです
口径 14.59mm
まぁ、本来ネジを通すものではないので口径の大きさがネジ規格でないことは仕方ないですが・・・やっぱり淡い期待とかしちゃいますよね
近似値としてボルトにM14、M15なんてのが有ると良いのですが・・・
両方とも一般的な規格ではありません
ネットで探せば出てくるのですが、送料とか手間とか考えると・・・ないわぁ
ってか構造変更したくても部品調達が困難だと容易に出来ないので、この辺は一般的な規格
M16さんに合わせて加工していきます
しかしM16さん、おっきいです
16.12mmって、約1.5mmほど拡張しないと通らないじゃん
拡張ですが、φ16のドリルで拡張するのが楽なのですが芯が出せるか・・・
むしろ中華製のこの穴にそもそも芯が出ているか不安だったのでドリルでの拡張はやめておきました
そこで取り出してきたのが、ペーパードリル。
以前、ピボットにベアリングを入れる際にもお世話になった素敵なアイテムです
高いくせに、すぐに無くなるのがたまにキズですが、ちょっとずつ綺麗に削るときにはとても頼もしいアイテムです
リューターで削ること30分ほど。
とおったー
無事拡張も終わって、M16でもぴったり通り抜けられます
拡張するときのポイントは大きく開けすぎるとガタがきます
できるだけぴったりの大きさで空けていくことに留意します
また出来るだけまんべんなく拡張していかないと円がいびつな形になってしまいます
とまぁ今回はここまで。
その3に続く。
ご注意 こちらの記事は、僕のバギー(ローダウンタイプバギー)には残念ながら最低地上高の問題で実用になりませんでした。 したがって、ローダウンしたバギーに同じ手順で進めることはオススメ致しません。 詳細の失敗の内容はこちら >> 中華バギー(ATV) フットブレーキ化 失敗してました orz 車高が十分である車両に対して施す場合には問題無いかと思います。 その点ご注意の上、記事を読み進めて下さい。 |
まずフットブレーキ化において一番のテーマになるのがコイツ。
フットブレーキペダルをどのように設置するかです
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設置ポジションとして、必要な条件は下記
- 踏みやすいこと。
- 踏んだときのストロークが十分確保できること。
- ペダルの可動域に干渉する部品が無いこと。
- エンジンなどに出来るだけ干渉しないこと。
- 踏んだときに最低地上高が150mm以上確保されていること。
特に5番は油断しがちですので必ず、要チェックです
僕はこれが失策だったし
見えるところばかりに気を取られ、下から覗くことを忘れていたとかもう・・・
重要となるのはこのペダルの支点部分です。
この支点をどのようにしてフレームにしっかりと固定できるかにかかっていると思われます
本来はフレームにこのフットブレーキを支持する棒を溶接にて取り付けるのが一番だとおもいます
しかしいかんせん溶接機が相変わらずありませんので、僕の場合意地でもボルトオンで支持する方法を検討せざるをえません。
いい加減溶接機買えよっていうのはタブーです
結果、フレームに鉄板を取り付けてこのペダルを支持する棒を取り付けるっていう方法が一番近いかなぁ。
何しろ最重要保安部品にあたるポイントですから出来るだけ構造がシンプルでかつ丈夫でありトラブルの可能性が低い取り付け方法である必要があります
熟考するために段ボールをその辺から切り出してきて、フレームに絡みつくように取り付けるためにはどうすれば良いかを検討します。
色々検討していくと、だいたいこんな形が良いんじゃ無いかなぁという形にたどり着きました
取り付けたイメージはこんな感じ。
後ろから見ると
これならばエンジンの間からフレームに直接絡みつけるように取り付けられます
フレームの棒をプレートがしっかりと抱きかかえるように、プレートにくびれを作ることで脱落の危険性と取り付けの安定性を持たせる構造にします
イイネ、くびれ。(何
たださぁ。
見てのようにエンジンのメンテナンス性は非常に悪いですよねぇ・・・
これは当面の課題ということで。
鉄板は、厚さ3ミリの鉄板を使用します
ホムセンで、500円程度の鉄板を切り出せば大丈夫でしょう
型紙の形を鉄板に罫書きをします。
あとは楽しい加工に突入
その2に続く
久々に清々しいほどの失態を演じてしまいました、僕です
まー日頃からちょいちょいと失敗ばかりしていることは事実ですが・・・
今回ばかりは見事なまでの大どんでん返しとなる大失敗
LED化改造で中華の電源ラインが未だ黒だと覚えきれずに、ショットキーバリアダイオードを吹っ飛ばすとかは日常茶飯事ですが今回はそんなレベルではございません
一週間ほどかけてセコセコと設計し、作っておりましたリアフットブレーキユニット。
そうです。
皆様にいろいろお知恵を借りて、オフ会に間に合わそうと孤軍奮闘して最後まで足かせになっていたんじゃ無いかと思われ続けているアレのことです。
大変申し訳ございません。
そもそもが駄目な仕組みでした。m(_ _)m
ってか僕のマシンそもそもがフットブレーキ化をするにあたって、一般的なATV用のペダルを使用していましたがそもそもこれが不可能だったのです
その原因は・・・
この写真をご覧頂ければ、ピーンと来る方はいらっしゃるでしょう。
ちなみに一応弁護させてもらうと、ブレーキの効きや構造的な欠陥は一切はないです
なので根本の設計思想は間違っていなかったんですよ。
ただねぇ・・・ほら。
このとき一つ重要なファクターがすっぽ抜けていたんです
限界が低いんですよ。。。これだと。
更にだめ押しでもう一枚。
踏むとさらにまた限界が低くなるんですよ・・・
最低地上高が
ってかさぁ、「気がつけよ俺!マジで」ってホント悔やまれます
ここまで散々騒いで完成して、オチがこれって我ながら無いわー
通常走行などには問題は無いのですが、フットブレーキを踏んだ状態でバンプするとブレーキペダル底面がヒットします
つまり地面にヒットすれば、マスターシリンダーに意図とした力のモーメントがかけられないことになります。
従って、ブレーキをかけたいときにもしかしたら、予想停止位置を超えて停止するような事態になるかも知れないということです。
僕の整備においてこれは論外の設定です。
安全こそが第一
楽しく乗れることが趣味としてのバギーですしね。
というわけで、使えないので早速バラしました
フットブレーキペダルの底面のバンプを拾ったときのキズです。
見事に塗装がはげています
そもそも左手をクラッチにして慣れていないところに、ブレーキが怪しくて踏めないとか混乱するったらないです。
ちなみに、僕のみたいにローダウンでない車両にはこの方法でも取り付け可能では無いかと思います。
なので溶接機を使わないフットブレーキ化としてのアイデアは申し分なかったと思います。
問題は自分マシンのローダウンってことがすっぽりと設計から抜け落ちていたってことですね
これらの写真をみて、ならばペダルの支点を変えてペダル全体をもっと車体に近づければいいんじゃね??
って思うわれる方もいらっしゃると思います。
もちろん僕もそれを考えたのですが・・・
案外これが微妙に無理なんです
ある位置では、支点を変えることは容易ですが今度ペダル側の位置もずれエンジンにヒットしてしまう
またある位置では、車両フレームに支点のボルトの位置がヒットしてしまってしっかりと固定できない
またある位置では、踏んでも理想的な踏みしろを確保できないなどなど
今の位置以外の場所では理想的な取り付けが難しいようです。
結局このフットブレーキユニットは実用を断念しました
かといって、ここで諦めちゃここまでの苦労が本当に無意味になっちゃいますので別のアプローチ方法を検討してフットブレーキ化を行っていきたいと思います。
今は構想段階なのでちゃんとまとまったらまた製作に入っていきたいと思います
とりあえず、この失敗フットブレーキ化もローダウン以外の車両では有用だと思います。
一応製作記を明日から書いていきたいと思います
いずれにしても参考にされる方は必ず、車高が十分であるかを再度検討してから行ってください。
ちなみに僕の車両でフットブレーキ化をしたときのペダルアームとの地上高は50mm程でした。
踏めばあと数10mmの変化もあると思います。
間違っても僕と同じローダウンの車両に施さないように注意喚起をした上で書いていきます。
同じ車両でフットブレーキ化をご検討の方はこのオチを知った上で記事の方ご覧頂ければと思います。
それでは、次回より失敗製作記はじまりまーす