中華バギー(ATV) ローダウン車でも出来る!フットブレーキ化 5
一番最高で緊張の時間、実車投入の時間がやってきました
今回のフットブレーキは、色々念願だったのでかなり自分の中でかなり思い入れが強い改造ポイントです。
とくに、今までは操作系が独特すぎて誰も乗れなかったマシンがこれで汎用車の仲間入りです。
まぁ・・・完成すればですが
まずは取り付け位置をちゃんと整備します。
![作り直したステップボード](https://www.picmo.net/wp-content/uploads/2013/06/DSC02222-600x398.jpg)
作り直したステップボード
ステップボードも補強も作り直して心機一転です。
今回作った部品群です。
![フットブレーキユニット](https://www.picmo.net/wp-content/uploads/2013/06/DSC02223-600x398.jpg)
フットブレーキユニット
出来るだけシンプル構造を心がけたので、こんな感じの構成です。
まずはマスターシリンダーとの接続です。
![マスタシリンダーとの接続](https://www.picmo.net/wp-content/uploads/2013/06/DSC02227-600x398.jpg)
マスタシリンダーとの接続
抜け防止の穴開けボルトでしっかりとシリンダーアームと接続します。
ニードルベアリングにしっかりとグリスの注入を忘れずにたっぷりと。
![グリス](https://www.picmo.net/wp-content/uploads/2013/06/DSC02225-600x398.jpg)
グリス
やり過ぎじゃね??ってぐらい塗りたくります。
![グリスぬりぬり](https://www.picmo.net/wp-content/uploads/2013/06/DSC02228-600x398.jpg)
グリスぬりぬり
あとはペダルを取り付けます。
![フットブレーキペダルの組み付け](https://www.picmo.net/wp-content/uploads/2013/06/DSC02231-e1372173779861-398x600.jpg)
フットブレーキペダルの組み付け
ニードルベアリングにグリスが注入され、なめらかに稼働するようになります
もちろんこのシャフトにも抜け防止のrピンを入れるのも忘れずに。
次にフットブレーキベースにマスタシリンダーを固定します。
![マスタシリンダーの固定](https://www.picmo.net/wp-content/uploads/2013/06/DSC02236-600x398.jpg)
マスタシリンダーの固定
続いて最後まで悩んだ、ブレーキセンサー。
![ブレーキセンサー](https://www.picmo.net/wp-content/uploads/2013/06/DSC02237-600x398.jpg)
ブレーキセンサー
この取り付けでは、センサーのバネの力でフットブレーキを持ち上げる力が働きます
どうせ付けるのならちゃんと構造的に利点の多く、無理の無い取り付け方をしたいとずっと悩んでいました。
これによりマスタシリンダーに相乗して戻る力を付加します
どうせ付けるのならこういった仕組みに負担がかからないギミックがいざという時の故障率に影響するハズ。
最後にフットブレーキベースをステップボードに固定して・・・
ハイできましたー
![フットブレーキの取り付け](https://www.picmo.net/wp-content/uploads/2013/06/DSC02233-600x398.jpg)
フットブレーキの取り付け
なかなか良い感じです。
![フットブレーキの取り付け上方向から](https://www.picmo.net/wp-content/uploads/2013/06/DSC02234-600x398.jpg)
フットブレーキの取り付け上方向から
踏んだところ、踏みきってもステップボードに付ききらないちょうど良い踏みしろです
少し乗ってみましたが、足で踏んだフィールもなかなかです
重くも無く軽くも無い。
今度は最低地上高がどうのという心配をするまでも無くステップボードより下には一切ギミックを付けていませんので何も心配はいりません
まさに完璧です
と言いたいところですが・・・
はぁ・・・
まぁ、これは試作という位置づけでしょうか
前回ほどは間抜けでは無いですが、今回もやっちまってます
厚さ3mmで作っていた、フットブレーキベースですが・・・
ブレーキを力を入れて踏み込むとしなります
現象の考察ですがフットペダルから垂直まっずくにマスタシリンダのピストンを押し込みます。
ここでの力は垂直方向に働いています。
しかし組み付けが片側で行っていますので、力場が斜め上に働いてしまっているようです
従ってブレーキベースをしならせてしまっているようです
これは予想していなかったなぁ・・・
まぁ、当面は問題は無いとは思うんです・・・
3mmの鉄板ですし、千切れるまでにはずいぶんな回数力をかけなければならないはずです。
ただ、有限だと確実にわかるところが気に入らない
これは金属疲労を誘発する強度計算ミスです。
これじゃあなぁ・・・
ブレーキじゃなければここまではこだわらないけどブレーキは絶対にダメだ
というわけで、動作には支障は無いのですが作り直しです。
しかし問題は対策だよねぇ。
単純に鉄板を厚くするのは簡単だけど・・・
重量増になるしスペースの関係でこの位置にあまりでかい重量物を置きたくない
それにエンジンとのクリアランスも数ミリレベルでギリギリです
しかも重量物を付けるとメンテナンスも色々大変だし・・・
あぁーしかしフットブレーキ化は長い道のりだなぁ
オラ、ワクワクしてきただ
ヨシ絶対に納得のいく物を作ってやるぜ
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