中華バギーが到着したあと乗りたい衝動にかられますが、そこは是非落ち着いて車両整備をしてください。
いろいろやらなきゃいけない内容が満載です。
点検の順番に書き出しました。
- 梱包を解く
梱包を解くといっても、これだけ大きな質量の梱包になると結構骨が折れます。
鉄枠で組まれているのでその解体にも時間がかかるでしょう。
- ハンドル、およびメーターを取り付ける
ハンドルとは大切な部品ですのでしっかりと取り付けます。
- バンパーを取り付ける
バンパーは寸法のずれはかなり酷いときがあり、ネジが取り付け困難なほどサイズがずれてしまっている場合もあります。
そこは冷静に万力などの道具を使って修正するなりして組み付けてください。
またバンパーと一緒にウィンカーも接続が必要になりますので忘れずに接続します。
- バッテリーコードを接続する
座席の下にバッテリーが格納されていますが、バッテリーコードが外れています。
プラスとマイナスを間違わないようにバッテリーに接続してください。
- ライト類の灯火確認、保安部品が組み付けられているか確認
ライト類の点灯を確認します。
ウィンカーが逆に接続されていないか、ブレーキランプ、前照灯は正常に点くかを確認します。
またバックミラーの取り付けは出来れば、同梱品ではなく別のミラーを購入することをお勧めします。
- ネジの増し締め
中華バギーのネジはゆるんでいることが多いです。
かといって力の限り締め付けると今度はネジ山が潰れたりしますので、適切な力で締め付けを確認してください。
- チェーンの張りを確認する
チェーンの張りはチェーンの中央部で上下に振り幅が2~3センチぐらいが適切です。
ほとんど振れ幅がない場合は、張りすぎです。
少し緩める必要があります。
走行中に凹凸などでチェーンがフレームなどに干渉する場合は、長すぎです。
チェーンの調節方法は、中華バギー(ATV) チェーンの張りの調整でご確認ください。
- タイヤの空気圧を確認する
タイヤの空気圧は初期で230kPaぐらい入っていました。
これだけとかなりぱんぱんだったので、190kPa程度に空気圧を調節しました。
糊ながら調節していきますが、190kPaでも入りすぎかもしれませんね。
- キャブレターにガソリンのラインを接続する
初期状は、キャブレターにガソリンのラインが入っていませんのでガソリンのラインを接続します。
設定方法は、中華バギー(ATV) キャブレターの接続方法をご参照ください。
- 燃料を入れ、コックを開けて、エンジンをかける
いよいよ エンジンをかけてみます。
エンジンがかからない場合は、むやみにセルを回すのは御法度です。
すぐにバッテリーが上がります。
エンジンがかからない場合は、下記を確認します。
ガソリンがキャブレタまで到達しているか。
またキャブレターからガソリンがオーバーフローを起こしていないか。
キャブレターとエンジンとの接続のマニホールドに異常はないか。
チョークレバーの設定は正しいか。
などを確認します。
詳しくは中華バギー(ATV) キャブレターの接続方法でも書かせていただきました。
- キャブレターの設定をする
エンジンがかかれば、乗り出しまで後一歩です。
キャブレターの設定、アイドリング回転数はと混合気の濃さの調節を行います。
混合気は少し乗ってみないとわからないときもありますので、あからさまに異常がないときは乗ってから調節するのも良いと思います。
初期整備の手順などは以上になります。
中華バギーの世界へようこそ。
この扉の先は困難なことがたくさん待ち受けているでしょう。
みんなで楽しく、安全にバギーライフを楽しみしまょう
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