ブログをご覧頂いている方からご質問いただきましたので、キャブレターについて少しまとめてみました。
接続方法について
まず、初回の接続方法です
こちらが僕の相棒のキャブレター です。
エンジン からマニホールドで左上に繋がっているのがキャブレターです。
キャブレターはエンジンにガソリンと空気を混ぜて(混合気)を適切な濃度で作り送り出すとても重要な部分です。
エンジンの性能を生かすも殺すもこのキャブレターの設定にかかわってきます。
最初納車されたときの時の中華バギーはマニュアルにも書かれていなかったのですが 、ガソリンからのラインが抜けています
そのためまずはキャブレターへのガソリンラインの接続ですが、写真を撮影した車両左側ではなく、右側に回ります。
下の写真が車両右側からのキャブレターの写真です。
写真左上の方からキャブレターに向かって黒いチューブが繋がっているのかお分かりいただけるでしょうか。
こちらがガソリンからのラインです。
キャブレターのこの位置にこのラインを接続します。
これで基本的に接続は終わりです。
ガソリンは必ず少量を入れるようにします。
ガソリンのラインに損傷があった場合、収集が付かなくなることを防ぐためです
ガソリンがキャブレターまで流れない?点検箇所について
少量のガソリンを入れ燃料コックを開きますが、開いても僕のマシンはガソリンが流れてきませんでした
そんなガソリンの流入状況は、燃料コックからキャブレターに接続されているラインの途中にあるガソリンフィルターで 確認することが出来ます。
ガソリンラインの途中に、透明な容器に赤色の内容物がある部分がガソリンフィルターです。
ガソリンの中に入っている不純物を取り除いています。
ここにガソリンが流れ込んできていれば 、キャブレターまでガソリンは流れていると思います。
少量しかガソリンを入れなかったためにおそらく流速が弱く、キャブレターまでの到達に時間がかかったのだと思います。
そんなときは車体を 揺すってあげるとガソリンが流れやすくなると思います。
初回ガソリンを流したときに確実に確認したいのは、
- キャブレターまでのライン上でガソリンが漏れていないかを確認します。
燃料タンクの出口パッキン、燃料コック付近、ガソリンフィルター付近、キャブレターとの接続部分を確認する。
もし、漏れている場合はすぐに対処が必要となります。
間違ってもガソリンが漏れている状態でエンジンをかけるなどは絶対にしてはいけません。 - キャブレターからガソリンが漏れたりしていないか を確認します。
キャブレター が故障していると、燃料がオーバーフローしてエアフィルターのあたりから燃料が漏れてくることがあります。
このときはキャブレターを交換する必要がありますので、自力で修理でない場合はすぐに初期不良の連絡を入れると良いと思います。
以上の2点で問題が無いようでしたら、エンジンをかけてみます。
エンジンをかける
エンジンは、基本的にアクセルを回さなくてもかかるはずです。
かかりにくいときは、チョークを引いて混合気を濃くしてみるとかかると思います。
特に寒い時期は混合気が薄くなっています。
もし、それでもかからないときはエンジンはかかりそうな音がしているのか、それとも全然かかる気配がないのかで対処が変わります。
まずはエンジンの状況をよく観察をしてみてください。
点検のポイントは、下記の2点を調べてください。
- 燃料がキャブレターまで供給されているか。
- プラグから火花が飛んでいるか。
1は目視して確認します。
2はエンジンからプラグを外して確認します。
無事エンジンがかかったら、おめでとうございます
10分程度じっくりと暖気をします
寒いときはもう少し暖機した方が良いと思います。
暖気の時にアクセルを煽ることはせず、基本的にアイドリングで行ってください。
エンジンが止まりそうなときはアクセルで若干調整が必要なときもあります。
じっくり暖気が終わって暖まってきたらその後キャブレターの調整などをしてください。
キャブレターは暖気が終わる前に設定すると、今後エンジンが暖まるとエンジンの調子が悪くなったりしますので必ず暖まってから調節するようにします。
この後、十分すぎるぐらい車両の整備をしてから路上に出るようにしてくださいね
関連のありそうなエントリ
こんにちわ!!!
わざわざ記事にしてくれてありがとうございます!
大変わかりやすく、初心者の僕でも十分理解できました!
ありがとうござうました!
yutaさんへ
これからバギーいじり一緒に楽しみましょう^^
また何かあればどうぞ