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Movable Type4から5へのバージョンアップ

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WordPressを使う以前はMovable Type(MTOS)を使ってサイト全体を管理していますが、以前から標準装備されているリッチテキストがどうにも使いにくくて困っていました。

Movable Type 5も出て久しいですが、正直安定を望むシステムでは正直新しくすればよいという安直な考えには至らずしばらく様子見をしてみました。
それもどうやら安定期にはいったようなので、システムリプレースのひとつとしてHDD交換と一緒にアップデートをかけてみました。

とはいっても、そもそもリッチテキストエディタの使い勝手がMovable Type5で改善されているのか。
ブラウザによる依存性は解消できているのかなど、わかっていないことも多々ありましたがこの辺はやってみないとわからないのでトライしてみました。
結局管理の僕たちの手間が増える分には仕方がないで済ませられますw

ご覧いただいているみなさまに不具合を出しては申し訳ないですが、あるいみこうゆうことができるのはMovable Typeの強みですね。
まぁそれ以外にも重いとか、小さな不満はあったのでそういった改善も含めてのバージョンアップです。

 

今まで使用していたバージョンは、
MTOS 4.261

このバージョンから、現在最新版の
MTOS 5.01

へアップデートを検討します。
僕がMTOSの方を利用する理由ですが、ライセンスが面倒くさくないからw
six apartの正式なMovable Type(個人ライセンス)も無料で使えてカスタムフィールドとか魅力たっぷりなのですが、後々ライセンスがどうこうとか言われてもうっとうしいのではじめからアテにしない方が良いかなと完全オープンソースのMTOSを好んで使用しています。

とりあえず、WEBのデータ領域のバックアップ、データベースのバックアップはしっかりやっておきます。
僕は昨日のHDD交換騒ぎでドライブ自体のバックアップも取ってあったので心置きなく進められます。

まずは公開エリアの他にシャドウエリアを用意して、そちらにMTOS5を入れます。
バックアップがあるとは言え、何らかの不具合が無いとは言い切れませんし、こういった物はトラブルはつきものですからねぇ。
とりあえずシャドウエリアへのインストールが無事完了しました。

Movable Type5

まずは、インストールしてURLをたたいてこのMTの初期の画面が表示されれば最初の問題はクリアですね。

続いて動作環境のチェック。
上記ページの下の解説にあるリンク「Movable Typeシステムチェック(mt-check.cgi)」をクリックします。

Movable Type5

上記のように「システムチェック完了しました」のメッセージが表示されれば問題ないです。
こちらはバージョンアップなので基本的に追加しなければいけないライブラリなんかは無いはずです。

それでは、緊張のアップデートを開始しましょう。
最初のページから「サインイン」をクリックするとMTに登録されている管理アカウントでログインします。
無事ログインできると、下記のようなアップデートを促すページが表示されます。

Movable Type5

「Begin Upgrade」をクリックするとデータベースの構成を自動でMT5に対応するようにアップグレード処理が実行されます。
とくに問題が無ければそのまま自動で処理が完了するハズです。

Movable Type5

無事処理が終わりました。
「Return to Movable Type」をクリックするとMT5にログインできます。
アップグレードは以上ですが、ここのサイトは完全オリジナルテンプレートを使っていますのでそのままでは使えませんでした。
どうやら余分なテンプレートやテーマなどMTの初期データも追加されているようです。
初期データの整理などを行って無事使えるようになりました。

また、プラグインも新たにインストールしなければなりませんのでそういったプラグインも準備して無事使用が出来る状態になりました。

ここの場合は予想していた大きなトラブルも発生せずに使用できました。

それで、一番切望していたリッチテキストの動作改善ですが・・・
ばっちりです!
画像の挿入でカーソルが重いどうりな位置に行かないとかどうしても煩雑な操作が一気に解決しました。
出力されたソースの美しさなども、4に比べて格段に良くなっていると思います。

 

ただ、標準の言語が日本語設定になっていません。
これは僕がMTOS5をインストールしたときに、mt-config.cgi-originalをmt-config.cgiにコピーしただけだったのがいけなかったのかもしれせんが・・・
言語設定をコンフィグに書き換えることで無事標準言語が日本語になりました。

DefaultLanguage ja

上記を「StaticWebPath」の下あたりに追記しました。
また、DBHostの下あたりに

SQLSetNames 0

も追加しておきました。

ここまでのコンフィグで特に問題もないかと思っていたのですが・・・
コメントが書かれるとメールの言語が化けていました。^^;;

先程追加した「DefaultLanguage ja」の下あたりに、下記を追加しました。

MailEncoding ISO-2022-JP

今のところ上記の対応で問題なく使えています。


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