中華バギー(ATV) アーシング強化 組付編 ケーブル敷設
アーシングキットを購入して準備もできました。
> 中華バギー(ATV) アーシング強化 準備編 アーシングキット購入
まず、アーシングについておさらい。
昨日の記事でアーシングとは「マイナス極の抵抗値を減少させ、各部の電力供給の効率を高める改造」と書きました。
本当の意味で、正しくアーシングを行うためには何でもかんでも太くすりゃ良いのか??と言うと実はそうゆうわけでもありません
理論的にチューニングを行うなら各電装からのインピーダンスも考慮して、場合によってはアーシングケーブルの太さを変えることや、グラウンドループを考慮したり・・・考え始めると結構ややっこしいのです
一般的な自動車ならアーシングを行うのにはだいたい何か目的があるはずです。
たとえば、エンジン出力の潜在的パワーの探求。
もしくは、ピュアオーディオのノイズ対策などなど。
アーシングといえど、適当に行うとたまに変な副作用が出たりすることがあったりします
小難しいコト書いてみたけど。
んなこまけぇこたぁどうだっていいわけで。
正直バギーは電装系なんて貧弱だし、ましてやオーディオとか積んでないし
そもそもそんなデリケートなマシンじゃありません
ただ一点。
目的をはっきりしないとどのような施工が大切なのかも見失ってしまいます。
無駄なアーシングや、下手すれば逆効果なアーシングもあるってあたりに留意しておければ良いのではないかと。
今回のターゲットは明瞭。
潜在的なエンジンパワーの引き出しを期待してのアーシングです
というわけで、一番重要なのはエンジン。
そして、イグニッションコイル周りとなります。
では、まずはエンジンから。
エンジンにはバッテリーマイナスから一本貧弱なラインが行っております。
このひ弱なラインを、今回購入した赤色のアーシングケーブルに変えます
中華のラインにしてはまともな方ではあるのですが・・・
中華は、被覆ばかりが太くて芯は激細っていうのがよくあったりします。
そんなアヤシイラインは早々に撤去です。
なんてことはありません。
ネジをハズして、付け替えるだけ。
お手軽チューンです
続いてイグニッションコイル周辺です。
イグニッションコイルの取り付けステーの近くに、フットガードの取り付けネジがありますのでこの部分をアースターミナルにします
塗料が乗っているとボディアースが取れませんので塗料を削ります。
しっかり地金が見えました
このままでもアーシング的には問題は無いのですが、地金むき出しだとあっという間に錆びます
というわけで、ナノカーボン微粒子のはいったカーボングリスを利用します。
南海で数百円で売っていました。
カーボンが導通性があることはご存じだと思います
小学校のころの理科あたりで習っていると思います。
ガキの頃そんなコトをきかされちゃあ、試してみたくてウズウズしちゃう僕がいます。
シャーペンの芯を100Vコンセントに突っ込んでブレーカーを吹っ飛ばしては、こっぴどく怒られるとか一度はやってみた若気の至りです
※本当に危ないのでよい子は絶対に真似しないでね。
まぁそんなシャー芯の成分であるカーボンが配合されたグリスです。
これをさび止め+ボディアースの接点導通性向上のため塗り塗りしておきます
その塗った部分にイグニッションコイルからのGNDとアーシングケーブルとフットガードを共締めします。
これで、ボディアースとイグニッションコイルもしっかりアーシングされました
あとは最後にバッテリーターミナルを取り付けます。
バッテリーのマイナスに、入っていたバッテリーターミナルを取り付けて完了
しっかし、この配線の汚さはないなぁ
まぁなんだ・・・いまこれをいじり始めてしまうとしばらくバギーが走れなくなりそうなので・・・
今は見ないことにします
最初っから気になっているんですけどねぇ・・・
さて、とりあえずアーシングの効果を確かめるためにエンジン始動。
別段アイドリングの時にはまったく違いは感じられません。
あまり期待はしていませんが試運転です
走り慣れた試走コースを軽く流しますが、やはり大きな違いは感じられません
敷いて言うなら、中盤からのトルクがほんの少し太くなったような・・・??
この辺はプラシーボ効果でしょうかね・・・
で、少し坂になった場所でエンジンへのトルクがかかりますが・・・
おお?
思いの外グイグイと登ります
いつもなら変速もっと早くにシフトダウンをしている場所で少しだけ粘りを感じます。
まぁでもこの辺も微妙な違いでプラシーボ効果の域は出ていない気もしますね。。。
正直中華バギーの非力なパワーをチューニングする上で楽しみなのは、こうゆう小さなプラシーボ効果的な喜びも大切にしていくことだと思います
もしかしたら実は今回のアーシングにはなんの効果も無いのかも知れません。
事実、変わった気がする程度なので。
考える楽しみ、いじる楽しみ、そして走る楽しみ。
これらを大切にしていけば、いつかはそれらが相乗効果となることもあるかも??
僕としてはプラシーボ効果大いに結構。
いじるところさえあれば、それでイイ
さて、次はいったいどの辺をいじろうかなぁっと。
関連のありそうなエントリ
あの頼りないアースラインはトラブルにならないハズはありません、
心配が一つ減った、って事でアーシングは必須ですね、(見た目もイイしね)
+配線のガラス管ヒューズも怖いです、
ま、ハーネスすべてコワイんですけど(笑
やっぱりあのラインの細さは怖いですよねぇ^^;;
走っているだけで、ハウジングコネクタのピンとかもげたりはずれたりするのとかはさすがに経験無いので驚きますw
グラウンドせっかく太くしたので、そろそろ重い腰をあげてハーネスの作り直しでもやろうとおもいます^^v
かなりの振動がある車両にガラス管っていう発想自体もすごいですがここはやっぱりブレードヒューズにリプレースですね。
そもそもヒューズも一個しか無いっていうのも解せんwので、ヒューズボックスでも取り付けようかとおもいます^^
アーシングの効果は、まあこっちに置いとくにしても、(失礼…)
被覆のクリアーな赤が、ボディの赤とマッチして、カッコイイです。
おっしゃるとおり、中華は線が細いし、今にもギボシが外れそうですから、
電気系トラブルの未然防止のためにも、決して無駄では無いと思います。
僕は電気屋なので、電線は文字通り売るほどあるのですが、クリア・レッド
の線がかっこいいので、そいつを買って、僕も真似します。ヽ(*´∀`)ノ
どうせ買うなら・・・
と思って結構選んで買ってみました^^
黒には赤は映えるので、見た目のアップ目的にもオススメです。
この微妙なクリア感が良い感じですよね^^