オフ会当日になって、問題が浮上したセルスターターの異常
どこが異常かわからなかったので、とりあえず手っ取り早く確認できるところでセルモーターを外してみることにしました
問題のパーツはコイツで、見えているネジを外していけばいいっぽいです。
最初は六角のボルトだけを外します。
プラスのネジを外すと、モーターがばらけて酷いことになります
ネジが外れたら、反対側のフライホイールのケースを外してセルモーターからの動力を伝達するチェーンを外します。
それほどなテンションではないので、モーターをずらすことで外せます。
とりあえず、ギアを回してみますがモーターの重いトルクを感じますのでギア欠けなどは無い様子。
やっぱりセルモーターが原因じゃないのかなぁ・・・
とりあえずモーターを開けてみます。
Oh….
明らかに何か破断しています。
どうやら、ブラシのステーが木っ端みじんになってしまったようです
まぁ、そりゃあこれではまともにコイルの電極にブラシが接触できないでしょうからトルク出せないわ
むしろ今までよくこれで回っていたなぁ・・・
こちらがセルモーターの心臓部。
コイルと、磁石部分。
これを外したところ中から・・・ころころと部品が
右のプラスチックパーツはわかります。
ステー部分から欠けている部分がありますので・・・
しかし、左の二つのパーツがどうにも解せない
こんな形の物はないし、他に欠けている部分も見当たらない
中華なので工場あたりでプレインストールされていたのかもしれません
おそらくはこんな破片が入っていたので、ブラシのステーに干渉し、ステーを破損させてしまったのでは無いかと思います。
本来ならステーはモーターの軸には干渉しないのでこうゆう破断はあまり無い構造のようです。
まぁ、小さいことを気にしていても前には進めないので見なかったことにします
ともかく原因がセルモーターだったということがわかれば十分です
もっと奥深い部分の問題じゃ無くてホント良かったです・・・
セルモーターは予備にとって置いた、バギーについていたLIFANエンジンが残っているのでその辺から拝借
LIFANエンジンはほとんど使うこと無くオイル漏れを起こしたのでホント綺麗な状態です
あとはさっきとは逆の手順で戻していきます。
あっさりと付け終わって、セルを回してみると・・・
ギュル ドドドドド・・・
ってかセルモーターの音が全然違う
今までは、
シュシュシュシュ ギュルギュルギュル ドドドドド・・・
って感じで明らかに変な予備動作の音が入っていました
しかも、エンジンってこんなにかかりやすいんだ・・・
今まで具合悪かったのそんなもんだろうと何となく中華だからと諦めて考えていましたが・・・
うちの子こんなに出来る子だったんじゃん
しかしいつからセル壊れていたんだろう・・・
このLONCINエンジン買ってから、ずいぶん長かったけどセルの動きが怪しかったのは買った当時からだった気がしてなりません
考え始めると何となく悲しい気持ちになるのでやはり中華は気にしないことに限ります
何はともあれこれで一件落着となりました
いやぁ、エンジンごと買わないとダメかと思っていたんだけどこの程度で済んで良かったです。
ちなみに、セルモーターだけもヤフオクで購入することは出来ます。
ヤフオク!検索 >> バギー用セルモーター
ただ、地味に値段するので出来ればもうセルモーターの破損は勘弁願いたい。
昨日疑問に思っていたセルモーターから動力伝達の仕組みの件ですが、よみさんに教えて頂けました。
いつもありがとうございます m(_ _)m
どうやらフライホイールの後ろの部分にワンウェイクラッチが入っているとのこと。
ここが故障すると一緒に回るから、今回の現象とは異なるのではないかとアドバイス頂けました。
ご推察の通り、セルモーターの方で無事解決出来ました。
逆にこんなセルモーター程度の力であの重いクランクを回せるのだと思うとなかなか凄いなぁと。
私はてっきりセルモーターの動力を一度フライホイールなどを回して、クランクシャフトを動かすだけの力にしてから始動しているだと思っていました
というのは、今までのLONCINのセルの音が明らかにクランクシャフトを回す前に空回りするような音がしていたからです。。。
結局これはセルモーターが破損していたためブラシが正しくコイルの電極に当たっていなかっただけなのですが
何にしても大事に至らなくて本当によかった。
このエンジンも2年の付き合いですがなかなかの愛着も出てきました
新しいエンジンでも・・・っとちょっと浮気しそうになりましたがなかなか良いエンジンは無いものですね。
LONCINもうちょっと僕を楽しませてくれよ
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