中華バギー(ATV) クラッチレバーを取り付ける フットクラッチ化
前回のクラッチレバー取り付けでは、どう考えても実用できないので速攻で撤去です
> 中華バギー(ATV) エンジンの交換をしてみる LIFAN から LONCIN へ
というわけで、クラッチレバーをどこか別の操作のしやすいところに移植しなければなりません。
ブレーキはその信頼性からフットブレーキ化は出来なかったけど、クラッチレバー程度ならフットクラッチになら出来るかなぁ・・・
ブレーキは走行中に壊れると致命傷になりかねないけど・・・
仮にクラッチレバーが走行中に故障しても普通にブレーキをかければブレーキは問題無くかかります
50cc程度のエンジントルクでは、クラッチが繋がったままブレーキをかければすぐにエンストしてくれるでしょう。
基本的に走行中にクラッチに問題が発生してもそれほどの問題にならない・・・多少制動距離が伸びる程度?
というわけで、他に付けるところもないのでフットクラッチ化をしていきたいと思います
無難なのは、この周辺かなぁ・・・とあたりをつけて早速部品を調達。
ホムセンで次のような部品を購入してきました。
- 金属のプレート 2枚
- パイプクランプ 4つ(写真には3つしかないけど)
- あとネジ(写真のその一部)
クラッチ取り付けのプランはこうだ。
写真の囲まれた位置をプレートで塞ぎそこにクラッチレバーを固定します
クラッチレバーはこのタケガワのクラッチレバーをそのまんま利用します。
シルバー | ブラック |
組み付けは、基本的にネジで固定していきます
溶接機が無い僕でも簡単にできます
後は現物あわせをしながら調節していきます。
クランプパーツより、中華パイプの径が細いので板ゴムを噛ませてしっかりと固定してあります。
ガタとかが出ないようにゴムを噛ませればきっちり固定できます
ポイントはクランプの取り付け穴とクラッチレバーの取り付け穴。
この2点さえしっかり計算通りに穴を開ければ比較的簡単にできあがります
あとは錆び防止のためにしっかり塗装を施します。
というわけで、出来ましたー
レバーのところにUボルトクランプを付けてそこに高ナットを取り付けてみました
コレで足でのレバー操作は問題有りません
まぁ少し短い気もしますが、現状では操作出来れば問題なしです
試乗
早速試乗してみます
最初は右足のクラッチという操作に躊躇しましたが、5分ほどで感触をつかめます
ってかマニュアルいいわ~
何より半クラ操作を思い通りにできるのがイイ
エンジンを軽く煽って繋げると、急坂発進や路盤の状況が良くないガレでの発進なんかも思い通りにパワーをタイヤに伝えられます
しかも、どうにも慣れなかった遠心クラッチのつながり時のショックは手動で繋げることで確実にゼロに出来ます
遠心クラッチのお手軽さはかなり魅力的なのですが、そもそも50ccという非力なエンジンではパワーに余裕がありません。
ちゃんと意図としてクラッチワークをすることで制限有るエンジンパワーを余すことなく使えるので個人的にはクラッチタイプにして大正解
クラッチの影響を抜いてもLIFAN製のエンジンよりこのLONCIN製のエンジンの方がかなり素直に回ってくれて、パワーもしっかり出ている感じがします
そもそもLIFANのは、オイルが抜けていたり、トルク感が無かったり酷い状況だったので本来の性能が出ていなかったという可能性も考えられますけど
スプロケットは、標準の14丁からフロント16丁に変えてフラットな道ならメーター読み60Km/hは出てるようです
他の車両に迷惑をかけないように走行するのが目標でしたが、その目標も達成できそうです
エンジン的にはまだまだ余裕がありそうなのでちゃんとチューニングしてやれば60Km/h程度は常用できる速度域になりそうです。
国道の車列に入るのもかなり恐怖感がなくなって普通に合流できます
このエンジンは大当たりな予感です
最初が結構ストレスたまるエンジンだっただけに、かなりの効果を感じられました
またこれで行動範囲が飛躍的に広がりそうな予感です
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こんな素敵なエンジンを格安で譲ってくれた友人に感謝です。
今度美味い飯でも食いに行きましょう
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