中華バギー(ATV) エンジンの交換をしてみる LIFAN から LONCIN へ
エンジンを貰った記事は書いたのですが、実はその交換記事は書いていなかった
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正直このとき勢いで交換してしまったので、写真がほとんど残っていない
仕方がないのでテキストで、解説をしていきます。
エンジン取り外し手順
取り外し手順としては、下記の順番でやりました。
- LIFAN エンジンからペダルをなどを外す
- キャブレターからエアフィルターを外す
- キャブレターから チョークライン、アクセルラインを取り外す
- エンジンからマニホールドおよび、キャブレターを外す
- スプロケットおよび、チェーンを外す
- エキパイを外す
- 配線を外す
- エンジンの取り付けネジを外してエンジンを降ろす
だいたいここまでで30分ほどで行けます
写真を撮る必要がないほど難しい手順はないと思います。
ここまできたら新しいエンジンを載せ替えるだけです。
エンジンの配線について
強いて迷うことと言えば、エンジンの配線でしょうか。
幸いLIFANのエンジンとLONCINのエンジンはほとんどの配線の色が同色です。
LIFANのエンジンと車両側の配線の色とは同色なので同じ色をLONCINエンジンでも繋げてやれば問題有りません
青:ピックアップコイル(パルス信号)
緑:GND
黒/赤:エキサイターコイル(イグニッションコイルへ)
黄:ジェネレーター1(レギュレータ・レクチファイヤへ)
白:ジェネレーター2(レギュレータ・レクチファイヤへ)
車両側およびLIFANエンジンの配線色は上記のようになっていました。
LONCINエンジンで唯一違うのが、ジェネレーターからのラインの色が違いました。
下記は LONCINエンジンの配線です。
青:ピックアップコイル(パルス信号)
緑:GND
黒/赤:エキサイターコイル(イグニッションコイルへ)
黄:ジェネレーター1(レギュレータ・レクチファイヤへ)
黄:ジェネレーター2(レギュレータ・レクチファイヤへ)
LIFAN が 黄色、白色 となっていますが、LONCIN では 黄色、黄色 となっています。
これは、それぞれのエンジンが発電の違いがあり LIFAN が 半波整流発電、 LONCIN が全波整流発電 の違いとなっているためです。
とは言っても、ここで難しい仕組みを解説すると長くなりそうなのでこの話はまた後日。
全波と半波の違いがあるため、LIFANエンジンに付いていた レギュレータ・レクチファイヤは使用することはできません。
LONCIN エンジンに付属している 全波整流に対応したレギュレータ・レクチファイヤに取り替える必要があります。
基本的に、LONCIN エンジンから出ている 黄色のジェネレーターラインには極性はありません。
車両側の黄色、白色のラインに接続してレギュレータ・レクチファイヤを交換してあげれば準備OKです。
どちらかというと・・・このエンジンの問題は積み替えとかの問題ではないんです
そもそも写真を撮らなかった理由ですが、このLONCINエンジンを乗せるにあたって問題になってくるのが載せ替えではないからです。
本当の問題は・・・
クラッチの問題
このクラッチです
どうです、この堂々としたクラッチレバーの存在感
ブレースバーのシルバーと、レバーのシルバーの統一感もなかなかあってグットですね
・・・・・
・・・・・・・・・
んで、どう操作すんのよ・・・これ?
・・・・
ごもっとも
いやぁ・・・付けるところ無くて・・・
試しにココに付けてみたんですよ、クラッチレバーを
ブレースバーにクラッチレバーを取り付けるアホは後にも先にもきっと僕だけでしょう
だって、ものっそい乗りにくいっていうか・・・そんなもん見ればわかりますよね
そもそもこんなところに取り付けた末路がどうなるかなんて・・・
バイクでやれば確実に転倒必死で、4輪なら何とか走行は出来ますが、かなりのテクニックを要します。
テクニックもなにも、こんな役に立たないテクニックスキルを体得しても意味がなさすぎ。
こんなアホな取り付けは絶対にしないでください
家の近所一周するのに何度エンストしたことか
そももそ普通クラッチレバーは左手のハンドルに付くのが王道ではあります
しかし我が相棒の左手には既に後ろブレーキレバーがあります
クラッチも重要ですが、後ろブレーキだってかなり重要・・・というか最重要
では、一般のクラッチ式車両はどうなっているかというと、右足のところに後ろブレーキが装着してあります。
いわゆるフットブレーキですね
実はフットブレーキを取り付けようと思ってフットブレーキマスターシリンダーとかは買ったのですが・・・
それを見てどう考えても普通じゃ取り付けられない
溶接機が無い僕にとっては、フットブレーキを固定するための固定方法を取り付ける術がない。
正確には、クランプとかを使って取り付けることも考えましたが・・・
車両にとってブレーキという最重要機構を、そんな信頼性のない取り付け方をしたのではいかがなものだろうと。
思い通りに止まれない可能性があると言うことは他人様に迷惑をかけてしまうかもしれないという恐れがあるということにも繋がります。
それは僕のポリシーに大きく反します。
というわけで、いろいろ検討はしてみた物のフットブレーキ化は溶接が出来ない限り封印することにします。
したらクラッチレバー どうするよ!?
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