中華バギー(ATV) カウル各部のビビリ音防止、制振対策
相棒が納車されてからずーっと気になっていたことがあります
それは走行に全く支障はきたさないということで後回しにされ続けた・・・
ビビリ音
今回はそんな対策をがっつりと施したいと思います
作業は100均とあり合わせの部材でやります
作業自体面倒ですがビビリへの効果は覿面です
ビビリ音は組み付けの弱い箇所、また素材に強度が無く小刻みな振動が発生する箇所などで発生します。
金属同士のパーツなどは整備不良でも無いかぎりがっちり組み付けられていると思いますので、今回はカウル部分への施行を行います。
別のところでビビリ音などが発生しているときは、緊急性もある可能性もあるのですぐに点検、整備ですね。
収納ボックス内の制振
まず地味に効果がある場所は、収納ボックス内のパーツ類の接触音です。
いずれメインハーネスも引き直さなきゃと思いつつも結局やらずに来てしまっていますので・・・
とんでもない惨状です
ココに100均で買ってきた、車の荷台用に売っている滑らないシートを切って敷いてあげます。
これが100円で買えちゃうってすごいです。
大きいし。
そんな素材をありがたく使わせて頂きます。
適当ですがビビリ音的にはこれで十分です
メインハーネスに関しては、今回も華麗にスルーです。
走行中に収納ボックス内から発生していたカチャカチャという音はコレで退治できます
ここの部分は基本的にカプラとウィンカーリレーで共にプラスチックなので、内容物同士が接触しての音はほとんど聞こえません。
ってわけで、これはこの対策でOKでした。
ボルト組み付け部分の制振
次にカウルがフレームなどに固定されているネジ部分には、ゴムシートを使います
3ミリの厚さのゴムシートは何かとよく使いますので、このぐらいの量があったほうが安心です
ちなみに、ホムセンで420円程度だったと思います。
カウルとフレームのネジ分には、ゴムシートを切り出してリューターなどでゴムシートに穴を開けます。
このシートをゴムワッシャーとしてカウルとフレームの間に噛ませ元々組み付けられていたボルトで締めます
もちろん、カウルがネジ止めされている箇所は一つ残らず全てに施します。
これもかなりの ビビリ音対策になります
シート下のフレーム接触部分の制振
シート下の収納ボックスを取り外してみます。
ただネジ止めされているだけなのでネジを外せばあっさり外れます
このカウル部分は直接フレームに接触していますので、ビビリ音が発生します
かといって、ゴムシートというのも面積が大きく量を使うので持った得ない。
そもそも厚みがいまいち足りなさそうなので、100均で素材を見つけてきました
厚みも十分そうなコーナーガードです。
弾力もほどよく堅く、制振としては申し分なさそうです
このシートを敷く場所は、下のようなフレームとカウルが接触する場所です。
そして、カウルを少し持ち上げてフレームとの間に敷いて、フレームにカウルが直接接触しないようにします。
こんな感じに間にサンドイッチすればビビリ音は発生しないはずです。
多少厚みがあって固定するのがきついですが、乗っているうちになじんでくるので問題無いと思います
中華を乗っているとこんな希望的観測が多くなっていけませんなぁ
ま、いずれにしても安全性に影響のでない箇所なので問題無しですな
シート下収納ボックス内の制振
フロントの収納ボックス内と同様にシート下の収納ボックスにもフロント収納ボックスと同様に滑らないシートを敷いてあげます。
バッテリーの底には、先ほど使用したコーナーガードの切れ端も貼ってあります。
試乗
施工が全て完了したら、早速の試乗です
なんだかんだとやっていたらちょっと暗くなり始めているので、速攻で出発です
今まではエンジンが6000rpm付近から小刻みな振動が増えますので、バギーの各所からビビリ音などが発生していました。
それが、なんということでしょう。
見違えるように、ビビリ音の発生はありません(ビフォーアフター風
心地よいエンジン音とエキゾースト、そして風切り音。
あの忌々しいビビリ音がそんな素敵ドライブに水を差していたってことですね
すこし、悪路も走行してきました。
その後も全く持ってビビリ音の発生はありません
地味な内容ではありますが、確実に不快度指数は下がります
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