HP ProLiant ML110 G6 SATA コネクタの青と黒
ML110 G6には青と黒のSATAコネクタがあるのはご存じだろうか。
写真の一番下にぎりぎり映っている、青色のコネクタです。
この青と黒のコネクタには決定的な違いがあります。
青は、光学ドライブ用
黒は、HDDドライブ用
というように、使用用途が決まっているようなのです。
実は、最近まで僕もこれの違いをわからず余裕でHDDを青に刺していたのはナイショ
とは言っても、実は青にHDDをさしても普通に使えます。
じゃ・・・この違いは何だ?
と思って いろいろ実験していたのが前回のメンテナンス時です。
結果から言いまして、青はコンパチブルモードで動作しているようなのです。
簡単に言うと、転送速度が遅い
つまりHDDの本来の性能を引き出せないので、青は光学ドライブ用ということらしい。
この問題を解決させるために、BIOSをバージョンアップさせるとAHCIに対応出来るらしいけど・・・
これに関しては未検証。
知っている方いらっしゃったら教えてください。
実は、これを調べる事になったのがCentOSを利用していてHDDのソフトウェアRAIDが解かれてしまう現象が頻発。
起動ドライブは正しくRAIDセットが組まれているが、別のRAIDセットがRAID同期時に解除されてしまう。
これを解決させようとおもって調べていたらこの情報にぶつかった。
結果的にRAIDセットは黒同士で組まれていたので、青との混在はしていなかったのでこれが原因ではないようです。
HDDをチェックしても特に異常は見られないようなので、少なくともハードウェア的問題と言うよりソフトウェア的問題の方が原因だと考えて居ます。
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